中日・桜井頼之介「野球の話あんましない」中西聖輝とともに球団史上初のルーキーコンビ開幕ローテ入り 初登板はマツダ広島戦が「有力」
2026年3月21日 22時00分
中日のドラフト2位、桜井頼之介投手(22)=東北福祉大=が先発し、5イニング無失点と好投。井上一樹監督(54)から開幕ローテーション入り当確のお墨付きをもらった。ドラフト1位の中西聖輝投手(22)=青学大=とともにルーキー2人の開幕ローテ入りは、2リーグ制後球団初。今季はフレッシュな力が、新たな風を吹かせてくれそうだ。
0を並べきった桜井が、堂々と同期の中西と球団史に名を刻む。最後は5回2死一、三塁とピンチを招いたが、高部を左飛に封じ降板。「”無”な感じで、何も考えずに普通に投げました。0で終われたのが1番良かった」。オープン戦4試合計16イニング無失点と抜群の成績を引っ提げた右腕に、井上監督は開幕ローテ入りを明言。ドラ1の中西と新人2人での開幕ローテ入りは、2リーグ制後では球団史上初の快挙となる。
先に中西が開幕ローテ入りを当確させた後に、上がるマウンド。互いに会話することが多い間柄だが、「野球の話あんましないですね。(試合後に)あの球は(球種)何?って聞くぐらい」と桜井は明かす。同期の当確には、「やるからには1軍で先発で」と続きたい思いを胸に秘め臨んだ。
最終試験の意味合いも強い一戦で輝いた。11日のヤクルト戦(バンテリン)では、スライダーなどの曲がり球が高めに浮いたが、「重心を少し後ろに下げて、力の伝え方を斜め下に」と投球フォームを微調整。4回にソトをスライダーで空振り三振に仕留めるなど6奪三振。「変化球の精度は前に比べて、すごく良かった」。ロッテ打線に連打を許さなかったように、的を絞らせなかった。
バットでも魅せた。中学時代までは遊撃手で、「(打撃は)苦手じゃない」と背番号16。2回2死三塁で迎えた”プロ初打席”では、ロッテ先発・田中の153キロ直球を捉えた。三遊間を破る適時打。DH導入前ラストイヤーの今季に向け、高い打撃センスを披露した。
投打の躍動に井上監督は「全然、丸。二重丸をあげてもいい」とうなり、「頭数に入れたい」と開幕ローテの一員として当確を与えた。中6日なら、マツダスタジアムでの広島戦が浮上する。「そこが有力という形にしておきます」と桜井をコイ退治に向かわせることも示唆した。
関連キーワード
おすすめ情報