話数単位で選ぶ、2025年TVアニメ10選
今年は余裕あるうちに書けている。今年のアニメ話数神回10選!放送順です!
1.ハニーレモンソーダ12話
名作少女漫画のアニメ化作品最終回。ハニーレモンソーダはありえないくらい演出がキマってた11話も言及したいんだけど、1番泣いたのはやっぱり12話。全てが終わった後の爽やかなエンディングが余韻エグくてめちゃくちゃここまでの関係値思い出して泣いた。今思うと全校集会の壇上でたった一人を言及して告白するって何してんだよって話なんですけど、この作品に関してはそのクサさがめっちゃ良いんですよね…。やっぱり最終話っていうのは話数を積み重ねた上で持ってくるラストで思い出を印象付けてくるのが見ていて心に響く。8ヶ月、時間を書けて、関係性をしっかり出してきたうえでの告白なんだよね。これを1クールでしっかりやってきてくれるのがいい。告白後のうかちゃんの「好きな人がいる、恋をしている、恐れるものはない」ってセリフが良い。うぶで弱気で引っ込み思案なうかちゃんが、界くんと出会うことで成長している。素晴らしい。これぞ青春アニメ。この回瞬間瞬間全てが無駄なく完璧に近い。これからどんな景色を見せてくれるんだろう…。って夢が膨らむ。二人の関係性が良すぎて後半ずっと満面の笑みで見ていたからね。
2.前橋ウィッチーズ10話
ご当地お悩み解決魔法少女アニメ10話。そこまでハイテンポすぎてテンションについていけずに解決方法も飲み込めてなかった前橋ウィッチーズの印象がガラッと変わった回っていうのは5話でそこもめちゃくちゃ良いんだけど全体を通しての神回はやっぱり10話。オリジナルアニメなのを踏まえても今年通して一番の引きだったんじゃないか。絶望的な状況の中、ウィッチーズの仲間たちとの最後の思い出をして絶対に忘れないという思いをみんなで固めて初めてリアルで楽しい思い出を作った後、「思い出せるよ~♬」って明るい曲調なのに絶望的というミスマッチさせる演出がエグい。全員が今までの記憶を失って何もなかったかのようにインストだけのEDに入る。あまりにも衝撃的すぎて当時はこの話しか出来なかった気がする。素晴らしい演出すぎて大号泣だった。放送直後に公式サイトも消えてて、来週前橋ウィッチーズって放送されるのか?みたいな話にもなっててリアルタイムでの盛り上がりは最高潮だった。
3.日々は過ぎれど飯うまし5話
仲良し大学生の日常アニメ、ドライブ回。日常アニメでは今年1な作品ではあるんだけど、特にこの回は日常にはない特別感があって思い出に残るのが良い。内容からすればただ友達と車でくれあさんのご実家に行くだけの回なんすよ、でもそんないつもと同じような仲間で行くだけのドライブでも、終わってみれば特別になると。沁みる。初めて人乗せてドライブするワチャワチャ感とか、ありふれたエピソードなんだけどすごい共感できるんだよね、だからリアリティを感じる。それだけで愛おしい。朝から夜まで遊んで、美味しいご飯を食べて、夜景に思いを馳せて…。最高すぎる1日。ただ運転初心者の助手席の人が寝るのはやめてね、俺それもあって一回事故起こしたことあるし同じ大学アニメの『ゴールデンタイム』さんは運転者も寝ちゃって大変なことなってるから……。
4.九龍ジェネリックロマンス12話
SFラブロマンスサスペンスアニメ最終話。崩壊する九龍城砦の美しさと儚さ、そしてレコぽんの決意。この作品の要というか核心を最後に持ってきて結局お前はコピーなのかなんなのか、ジェネリックでも意思を持つことはできるのか、「絶対の自分」とは、みたいなところでゲームの最終ステージみたいな緊張感とドキドキが合って面白かった。工藤さんが消したくない記憶を振り返りながら、思い出に浸って停滞していないで、前を向こう、自分を変えるのは結局自分でしかない。ていうメッセージ性を持たせてくるのが好き。作品がそうなのかはわからないけど、田中仁さんはちゃんとアニメにわかりやすくメッセージ性を入れてくれるから好き。最終話で今まで積み重ねてきた話数を全部回収して、ひっくるめてエンディングに向かわれるのが好きなんやなと再確認。
5.mono12話
シネフォト研究部の愉快な仲間たちの日常アニメ最終話で、集大成、POVドキュメンタリーホラー映画制作回。この回以外はあんまりというか、同クールの『ひびめし』と比べてもどうでもいい話が多くて、中弛みしていた本作だけど、最終回は新キャラとして田島(仮)さんが出てきたりしてとにかく楽しかったし特別感があった回。結構見返してた。田島さん演じる天城さんの好演もそうだけど、ドキュメンタリーホラー映画を作る回でこっちがドキュメンタリーホラーになるというドキドキ感。二重構造になっていて面白かったしシネフォト部らしい話で良かった。1話の先輩との話も回収していて、シンプルに単話としても、クールを締める最終回としても満足度高い。
6.薫る花は凛と咲く13話
CloverWorksラブコメアニメ最終回。終わってみれば1番最高の回やってたのは薫る花だったかもしれない。今まで主人公凛太郎くん視点でムズムズしながら話を展開していたのが薫子視点で出会いからを一気に回想する種明かし回。1クールずっとお互いを大切に想うあまり踏み込めないもどかしい関係性を丁寧に描いてきて、凛太郎くんはようやく恋心を自覚して踏み出したけど、薫子は最初から一目惚れしていて今までの行動すべてが凛太郎くんに振り向いてもらって告白させるための行動であり自分からは結局告白しなかったというすごいことをやってのけていて驚愕。蓋を開けてみればやべー女だった。今までのすべてをひっくり返されたし告白展開にちゃんと持ってきたことで大満足な1話。
7.よふかしのうた2期10話
よふかしのうたは終盤、探偵・鶯アンコとの決着にかけるにつれて、8話の過去回想、9話の逃亡劇と、毎話最高潮の面白さで先が読めずにワクワクしっぱなしだったんだけど、特に決着をつける10話は最高に面白かったし神がかってた。夜の学校でのナズナちゃんとの鬼気迫るバトル作画も凄まじいんだけど、この回は何より探偵さんが今まで抱えてきたドス黒い感情を全部吐き出して、結局あれだけ騒ぎを起こして何をやっても虚しいものだったってなるのはひどく苦しいものだった。プールサイドの青白い月光の演出と、血の赤色のコントラストが芸術的。そしてあの衝撃的な引き。最初から最後まで見どころしかない完璧すぎる1話。この後のクレジットがキャスト3人しかいないのもいいよなあ。
8.瑠璃の宝石9話
一話完結で鉱石の世界に好奇心を刺激されてその作画に圧倒されるアニメ、瑠璃の宝石。ダム回かつ凪さんのメイド姿回。この回は特にキャラを中心とするのではなく結構引いた構図が多くて普段のアニメを見ている感じがしなかった。普段よりキャラクターの表情の仕方も違ったし、この回だけなんだか夏休みの劇場版を見ているような感じがした。とにかく意味のわからないくらいアニメーション作画をしていて、気合の入ったこだわりが随所に感じられてすごい。これだけ動いているとリアルに見えてドキドキしちゃうんだよな。
そして川の上流に見つけたオパールの結晶の泉。綺麗すぎる。流石にこれはアニメーションの嘘すぎるけど特別感があって良いよね。感動しちゃった。もはやRPGの世界に来たみたい。
9.ワンダンス6話
青春ストリートダンスアニメ6話、ずっと練習してきた曲のお披露目かつカボくんが初めて観客を前にして踊る話でもある。間違いなくこのアニメのピークはこの6話だったと思う。ダンス初心者のカボくんにソロ任せる恩ちゃん度胸座り過ぎでもある。二人の息のあったダンスもだしみんなで会った振り付けでフォーメーションダンスしてるのがめちゃくちゃカッコよかった。アイドルアニメでは見られないダンスのカッコよさで感動。1話から積み重ねてきたものを解放するカタルシス。
10.不滅のあなたへ3期7話
ファンタジー作品が現代に来てしまった。現代編における最悪のトラウマ回、みもりノッカー回。これをNHKで放送できるんですね…。いじめと家庭不和の末に自ら命を絶った少女・みもりの遺体をノッカーが乗っ取るという、衝撃展開。その回想を子供部屋おじさんニートだけど良心はある、ひろとしの視点から事件を描く。普通に一切の容赦なく描いてきたのがすごい。中身が怪物に入れ替わっているのに、外見だけは可愛らしい少女のままで、無邪気な声で兄のひろとしを追い詰めていく演出がホラーすぎて鳥肌が止まらないし、いくらなんでも両親は毒親すぎる。けどちゃんとリアルな描写。恐ろしい。
そしてその後のみもりノッカーとのバトル。ノッカー相手なら相手が幼女でも容赦しないから結果的に映像化されるとすごいことになっている。人体欠損ってNHKで放送できるんだなあ。このあたり、迫力もすごいし表情や演出も見応えバツグン。みもりの気持ち悪さも声優・大久保瑠美さんの怪演によって完璧に表現されてた。見終わった後、しばらく呆然とするしかなかったし単話としてずっと面白かった。
おわりに
2025年、お疲れ様でした!!!!!!!!!!!今年の1番はやっぱり瑠璃の宝石、あるいは着せ恋2期かなとか思ったりしてます。そう思うと夏はホント凄かったですね。10選なので着せ恋2期18話とか忍者と殺し屋のふたり暮らし7話とか宇宙人ムームー14話とか同シリーズ内でも不滅のあなたへ3期3話とか語り足りないことはいっぱいある。
2026年はどんな景色が見れるのか。それでは、良いお年を!



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