松山東雲短期大学(愛媛県松山市)は2027年度から現代ビジネス学科の学生募集を停止する。18歳人口の減少や若者の短大離れで学生の確保が困難になっているためで、教育は姉妹校の松山東雲女子大学の人文科学部 心理子ども学科 地域イノベーション専攻に発展的に継承し、複雑化するビジネス現場や地域の課題解決に取り組む人材を育成する。

 松山東雲短期大学によると、同校は学校法人松山東雲学園が1964年に開設した。キリスト教精神に基づく教育が行われ、現在は保育科(入学定員50名)と食物栄養学科(入学定員40名)、現代ビジネス学科(入学定員40名)を持つ。

 しかし、四国の人口が急激に減少するなか、ビジネス系学科の志願者減少が全国的に著しいこともあり、現代ビジネス学科の存続が困難と判断した。今後は保育科と食物栄養学科に教育資源を集中させる。共学化はしない。

 学校法人松山東雲学園の丸木公介理事長、松山東雲女子大学・松山東雲短期大学の水代仁学長はホームページで「将来にわたる安定した教育環境維持のため、検討を重ねた結果、今回の決定に至った」とコメントしている。

 なお同法人の松山東雲女子大学は、2028年度に共学化して「松山東雲大学(仮称)」となり、人文科学部心理子ども学科に小学校教諭一種免許状教職課程の開設を計画しており、両校で地域を支える人材育成に努める。

参考:【松山東雲短期大学】現代ビジネス学科の学生募集停止について

松山東雲短期大学

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