もう数時間ほど前になりますが、イランのミサイルがチェゴス・アイランドに2発着弾した。ここには英米の基地がある。作戦展開上、重要な場所なのだが、英国の首相、キア・スターマはこの戦略上重要な拠点を、無償でモーリシャスに渡し(過去に一度もモーリシャス領だったことはない。それをなぜ彼らに“かえす”のか)さらにお金まで渡すと言っているのか?いまだにそこは英国が管理する島であり、地中海のキプロスにミサイルが着弾した時も、なにもアクションを起こさなかったスターマは(キプロスも英国のコモンウエルスである)なんら今回も反応しなかった。
さて、私は幅広く、事実だけをひろうようにこころがけている。そこからひとつの道筋を見つけ、先を読むのが”外さない”先読みの基本だろうと思う。
イランのカーグ島はほぼ完全に軍関係者が一掃された様相で、アメリカは占拠しようとすれば難しくはない。しかし、やらないでいる。それは”彼らの危険を排除する”というのが名目で、占領することに意味を見出さない、というスタンスをみせるためと考えられる。
昨日も革命防衛隊のトップのほうの2人がさらに排除され、海外から雇われていたスタッフは、アフガニスタンとの国境を越えて国外へ逃走しているという(画像付きで流れている)。
そういうこともあって、トランプ大統領は”今後は作戦を縮小させてゆく”と語っているものと、私はみる。ところで、イラン国内はどうか?女性たちはスカーフ無しで街を歩き始めている。宗教政権下ではこれは違反、逮捕されて2度としないという誓約書を書かされて、再度つかまれば今度はむち打ち75回(回数はさだかでない。70回以上)。
街頭で、喜んで音楽をやっている人や、踊っている人もいる。私がいた頃、伝統音楽のテープを買うのにも、何カ所もたらいまわしされて、ようやく最後に靴屋のところに案内されて、その箱の中の一つから音楽のカセットテープが出てくるほど弾圧されていた。踊りなどはもってのほか。
私がいたころ、地下ではアメリカ映画のヴィデオなども売られていた。夕暮れ時歩いていると、『こんなに暑いのにビールも飲めなくてたいへんだな』とか言って近寄ってくるものがいた。『しかたがないだろう、この国が禁じているんだから。』というと、ちょっとこっちへこい、みたいな話になって、ついてゆくと、クルマがあって、トランクを開けるとビッチリ、バドワイザーの缶ビールとジョ二赤が入っていた。そこで払ってやりとりしようとすると、『ここはまずい。あとでホテルへこっそり届ける』と言われてホテルの住所を教えた。ほんとうに、届けられたのでビックリした。しかし、チャイが一杯2円~5円ぐらい、高級なところでせいぜい20円のところで缶ビール一本が3000円以上した。『高いな。』それははるかに迂回して、危険をおかして持ってくるからだ、と言われた。
彼らはアメリカが好きなんだろうと思いますね。公園に『ここまではライセンス・フィー取りに来られないだろう』と、ネズミ―・マウスの絵が描かれていましたから。
むしろ、今後、問題となるのは英国でしょう。1979年のころ、英国は今と同じく、労働党が政権をとっていた。彼は穂メイニ師はイランのマハトマ・ガンディーだ”(非暴力抵抗主義のインドの独立の父)と褒めたたえ、以来、彼らの事務局がロンドンにある。ラディカル過激派が多いので、中東の伊須ラーム諸国のいくつかは、学生のロンドンへの留学に対する援助金をとりやめ、英国での学位も認めない方針を決めている。
先日、トラファルガー・スクエアで大量のひとたちの屋外での礼拝があったばかりだが、今度はバーミンガム(英国のオートバイと自転車の聖地だった工業都市)で、3万人を超える人たちの屋外礼拝が行われた。さらに、ピーター・ラビットの里で、超巨大モ須クを建設する計画も持ち上がっている。
これは、日本の聖公会の人たちはよく、考えておいたほうがよいことだが、アングリカン・チャーチ(英国外にある英国国教会をアングリカンとよぶ)と英国国教会のトップはチャールズ3世だが、彼は”すべての信念の擁護者”と言っている。そして、スキャンダルで辞任したミスター・ジャスティン・ウェルビー(もはやRev.はつかない。彼は元石油大会社に勤めていたのではなかったか?)はともに伊須ラームを擁護しており、その前のローワン・ダグラス・ウィリアムス大司教は、”英国のコモン・ローは柔軟でオーガニックであるため、伊須ラームの宗教法をとりこんで、豊かな法体系を作ることが出来る”と主張していた。ほんとうですか?離婚する時、男性は女性に向かって、数回”私はオマエと離婚する”と唱えればよい。しかし、女性が男性を離婚するのは至難のわざです。盗みをしたら右手を切り落としますか?棄教したら死刑ですか?
しかも、彼らがその土地の大多数を占めた時、非伊須ラーム教徒から税金を徴収する権利がシューキョー法で認められている。その非伊須ラーム教徒がその宗教税を払うことを拒めば、その人ののどをかき切ることになっている。日本の聖公会はそうした動きに異議をとなえないのだろうか?先代の前のカンタベリーの大司教の言っていたことが正しいと思いますか?
日本でもすでに、”日本にシューキョー法を!”と叫んで行進している人たちが出てきている。以下の大学の教授が主張していることはどうですか?私は問題があると思いますが。カンタベリーの大司教とかは問題はないとみなすのでしょうか?
いま、英国に行くとする、高級デパート・ハロッズはもはや英国資本ではなく、アルファイド一族のもの。高級スーパー、セインズベリーはもはやロード・セインズベリーの管理を離れ、カタールの資本になっているという。ランド・ローヴァ―も、アラビアのロレンスの自転車のメーカー、ローヤル・エンフィールドもいまやインドの会社だ。
そして、キア・スターマの新しい税制で、パブは年間2千件がつぶれたり、閉鎖されている。しかも、伊須ラームでは酒は禁止ですから。追い打ちをかけるように、農業にも土地に莫大な税金をかけてたちゆかなくなってきている。つまり、英国の農地、田園風景も変わる。長年保たれた英国の美しい田園風景が消える。
むかし、コンスタンチノープルに”ハギア・ソフィア”という東方正教会の大聖堂があった。そこへメフメット2世が攻めて来て、そのとき、コンスタンチノープルの主教は、そこへ逃げ込んできたキリスト教徒と一緒に祈っていた。しかし、そのかいもなく、コンスタンチノープルは陥落し、大聖堂の中にいた人たちは、奴隷となって売り飛ばされるか、女性は、彼らの聖典に書かれている通り、戦利品として”右手の所有にかかるもの”(ようするになぶりものにする奴隷)となった。近代になってアタチュルクはそこを博物館にしていたが、いまエルドアン大統領によって、ふたたびモ須句になった。キリスト教の敗北なのではないか?今後、キリスト教がかつてのキリスト教国シリアを取り戻すこと、コンスタンチノープルを取り戻すことはないだろう。そして、ナイジェリアでは大量のキリスト教国が虐殺されているが、訪英を受け入れたチャールズ3世は、宮廷晩餐会をもよおしたにもかかわらず、その話題は一言も触れなかった。彼はキリスト教の信仰の擁護者ではないのだろうか?
いま、英国を見ていると、コンスタンチノープルの陥落と同じようなものが進行しているように、私にはみえる。先日、セント・パトリックの祝日に『我々こそが新しいアイリッシュだ、白人には絶滅してもらう(extinct)』と言っているひとがいた。アイルランドは植民地を持ったことがありません。彼らには過去を引き合いに出すことは出来ない。
そうしたところ、昨日、オーストラリアのやはり労働党のアルバ二―ジー首相がモ須句を訪れたところ、大ブーイングを受けて、いられなくなり、無言でほうほうのていでその場所を後にするということが起こった。首相は『彼らの票を取り込む必要がある』と、キア・スターマ首相と同じことを言っていた。しかし、キア・スターマの英国の労働党も、移民の票を取り込めず、地方選挙で大量に票がグリーン・パーティーに流れた。グリーン・パーティーでは土地の私有禁止を党是にしている。ようするに、愚弄バリゼーション、コッキョー解放主義は完全に、失敗して、犯罪率うなぎのぼり、文化崩壊、経済大崩壊で終了しつつある。それは、全ヨーロッパ規模で進んでいる。
ハンガリーのオルバン首相は選挙が迫っているが、執拗な殺害予告を受けている。彼は国境を閉じて、それをEUは規定違反として、莫大な罰金を科している。それでもオルバン首相は国境を開放しない。現在、ポーランドと並んで、ハンガリーは治安がずっとよい。その国を壊そうと、ハンガリーへのパイプラインを破壊したのがいる。私がEUはネオ・ソヴイエトの全体主義と考える理由だ。
虎の腑のイラン攻撃の決断の裏には、もはや経済が立ち行かないところへ来ているEUの自己崩壊を早めさせてやろう、いまの愚弄バリスト・エリート(自称エリートたち)を排除しようという意図が含まれているのではないか?と考えている。数日前のエマニュエル・トッドが『アメリカはヨーロッパも攻撃している』という彼の分析は正しい。しかし、なぜ虎の腑がそれをやっているかという考察に、トッドは弱い。
私の親友の友人はエマニュエル・トッドをよく知っている。『彼も甘いと思う。手紙を書いてやろうかな』と言ったら、『渡すことはするが、俺を巻き込むのは勘弁してくれ』と言われました(笑)。