センバツ高校野球 開会式 北照ナイン、聖地踏みしめ 手代森主将「夢をつなぐ」 /北海道
◇大河部長と宣誓文練り上げ 第98回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の開会式が19日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場であり、13年ぶり6回目出場の北照がはつらつと入場行進した。選手たちはセンバツ旗を持った主将の手代森煌斗(3年)に続いて堂々と歩き、一歩一歩甲子園の土を踏みしめた。 【写真まとめ】センバツ2026出場全32校の喜びを写真で 手代森主将は選手宣誓も務めた。宣誓のテーマは「夢をつなぐ」。「今この時この日をいつまでも大切に忘れずに、威風堂々戦い抜き、次の世代の夢となることを誓います」。一語ずつ言葉を紡ぎ、拍手を浴びた。 宣誓文を構想し、二人三脚で練習に付き合ってくれたのが大河恭平部長(38)だ。教え子のため10時間以上かけて宣誓文を練り上げた。 北照の主将は2010年のセンバツでも選手宣誓をしている。宣誓したのは当時の主将の西田明央(あきひさ)さん(元プロ野球・ヤクルト)。25年はテクニカルアドバイザーとしてチームを指導した。 「夢は人から人へと受け継がれ、未来へとつながっていきます」。元主将の宣誓を取り上げ、「夢」は受け継がれていくことを表現した。手代森主将が「入れたい」と希望した仲間や家族への感謝の言葉も前面に押し出した。 開会式の前夜は2人で約1時間かけて最終確認を行い、大河部長は「思いっきりやってくれ」と送り出した。スタンドで見守った教え子の姿に胸が熱くなった。「本当に良かった。特別な日になった」。開会式の後、2人は握手を交わした。 手代森主将は「(宣誓通り)自分たちも全力プレーで子供たちのお手本になりたい」と笑顔で話した。 北照は21日の第3試合(午後2時開始予定)で、専大松戸(千葉)との初戦に挑む。【森原彩子】