【卑劣】“睡眠薬入り飲料”を飲ませて性的暴行や性的暴行未遂…10〜20代の男性らが被害 元大学職員の48歳男に懲役12年 判決詳報
10代から20代の男性らに対し、睡眠薬などが入った飲み物を飲ませて性的暴行を加え、その様子を動画撮影するなどした元大学職員の男(48)に対し、大阪地裁は懲役12年を言い渡しました。判決を詳報します。 【写真を見る】【卑劣】“睡眠薬入り飲料”を飲ませて性的暴行や性的暴行未遂…10〜20代の男性らが被害 元大学職員の48歳男に懲役12年 判決詳報 ■睡眠薬混ぜた栄養ドリンクなど飲ませ… 元大学職員の木原俊彦被告(48)は、判決で以下の犯行が認定されました(認定罪名は児童ポルノ禁止法違反・準強制性交・不同意性交・性的姿態等撮影・不同意性交未遂)。 (1)2021年10月に神戸市内のラブホテルで、当時17歳の少年にみだらな姿を取らせ、その様子を携帯電話で動画撮影して児童ポルノを製造した (2)2022年9月に自宅で、当時23歳の男性に対し、睡眠薬などをひそかに混ぜた飲み物を飲ませて熟睡させ、抵抗できない状態にさせたうえで、性的暴行を加えた (3)2023年9月に奈良県大和高田市内のラブホテルで、当時18歳の男性に対し、睡眠薬などをひそかに混ぜた飲み物を飲ませ、抵抗が難しい状態にさせたうえで性的暴行を加え、その様子をスマートフォンで動画撮影した (4)2024年6月、大阪府高槻市内を走行中の乗用車内で、当時22歳の男性に対し、睡眠薬をひそかに混ぜた栄養ドリンクを飲ませ、抵抗が難しい状態にさせたうえで、自宅で性的暴行を加えようとした ■多くの犯行を否認も… 公判で木原被告側は、(1)の犯行は認めたものの、(2)(3)の犯行については、“そうした飲み物は飲ませていない” “性交や動画撮影は同意に基づくものだった”などとして、否認しました。 しかし判決は、動画に映った被害男性の様子や、被害男性の医療機関での診療記録を踏まえ、被告の主張を退けました。 (4)については、被告と被害男性の間には、性交には至らない程度の性的行為をする点までは同意が存在していました。被告側は“性的暴行には及んでいないし、男性側の態度に幻滅して性的な行為も結局ほぼしなかった” “整腸剤入りの栄養ドリンクと睡眠薬入りの栄養ドリンクを取り違えた”などと主張しましたが、判決はその主張を一蹴。一方で性的暴行が完遂されたかは断定できないとして、不同意性交罪での起訴に対し、認定した罪名は不同意性交未遂にとどめました。
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