この局面でノーと言わずにノーと言うことに成功した高市外交。引くも進むも難しい局面をよく乗り切った。
米国の行動を日本単独で国際法違反と誹ることはぐっと堪えて、
しかし自らは国内法と国際法の一線を守り、
トランプ氏との良好な関係を維持し、
ひいては日本の国益を守る。
トランプ氏という特異なキャラ率いる米国に依存した日本の安全保障環境という現実に立てば、この判断は正しかったと私は思います。
「法の支配」へのコミットメントも、日本単独での米国の違反認定を控え、ましてやトランプ氏に直接説くのでもなく、渡米直前に英仏独伊蘭と共に国際法の尊重を発出するという手法で米国にメッセージを届けたのも効果的だったようにみえる。
真珠湾はあの場で切り返せる類の話ではなく、言わせておくという冷静な態度でこれまた正解。
外交の場でのボディランゲージには国民として思うところはありますが、それも含めて結果としてトランプ氏との関係を管理してみせたわけで、国際社会がみてるのはほぼ結果だけという現実からすると、失点を得点が大幅に上回った白星というべきでしょう。