「ジャガイモによる食中毒」が奈良県で発生 国内では2年ぶりの公式確認 ポトフ食べた家族が喉の違和感や吐き気 重症者はなし 加熱予防が効かない有毒成分「ソラニン類」に注意
奈良県で、ジャガイモによる食中毒が発生しました。 県は、▽発芽部分や緑色に変色した部分は十分取り除く ▽苦みやえぐみを感じた場合は食べないようにする ▽冷暗所で保存する ことなどを呼びかけています。 【写真を見る】「ジャガイモによる食中毒」が奈良県で発生 国内では2年ぶりの公式確認 ポトフ食べた家族が喉の違和感や吐き気 重症者はなし 加熱予防が効かない有毒成分「ソラニン類」に注意 ■喉の違和感や吐き気 奈良県薬務・衛生課によると、県内在住の家族3人(20代男性1人・50代男女)が3月15日に、自宅で調理したポトフを食べたところ、全員が喉の違和感を抱いたほか、うち1人は吐き気をもよおしたということです。 調理に使用されたジャガイモの残品に緑変部分が確認されたこと、高濃度のソラニン類が検出されたことから、県の中和保健所はジャガイモによる食中毒と断定しました。 家族3人は入院はせず、全員すでに回復しています。 家族は3月2日に県内の小売店でジャガイモを購入したということで、中和保健所はその小売店の陳列管理状況を確認し、注意喚起を実施しました。 ジャガイモによる食中毒の公式確認は、鳥取県で2024年7月に確認されて以来です。 ■加熱してもほぼ分解されない有毒成分「ソラニン類」 奈良県薬務・衛生課によると、ジャガイモの発芽部分や、日光や照明に当たって緑色に変色した部分は、有毒成分であるソラニン類が多く含まれているということです。 また、ソラニン類は加熱してもほとんど分解されないということです。 同課は、次のように呼びかけています。 ▽緑変や発芽したジャガイモの購入や喫食は控える ▽収穫・購入後は新鮮なうちに食べ、保存する場合は冷暗所に置く(ソラニン類の濃度は、高温な場所や日光や照明があたる場所で上昇する) ▽発芽部分や緑変した部分は十分に取り除く ▽苦みやえぐみを感じた場合には食べないようにする
毎日放送
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