お金の使い方「上手と下手」の違いは 消費経済ジャーナリストの視点

スーパーマーケットの一角に掲げられた値札。「激安奉仕品」の文字が消費者を引きつける=大阪市西成区で2024年7月11日、村田貴司撮影
スーパーマーケットの一角に掲げられた値札。「激安奉仕品」の文字が消費者を引きつける=大阪市西成区で2024年7月11日、村田貴司撮影

 生活が苦しくなったと感じる人も多い昨今、庶民の間では物価高や節約にまつわる話題で持ち切りです。気になるのがお金の使い方。上手な人、下手な人の違いはどこにあるのでしょう。消費経済ジャーナリスト、松崎のり子さんがポイントを整理し、2026年の暮らしのヒントを考えます。

広がる「格差消費」

 いまの世の中は、一般に収入の違いにより、商品やサービスに支出する金額や内容に大きな差が生じます。言わば「格差消費経済」です。

 典型例の一つが住宅です。売る側からすれば、高く買ってくれる人に売りたい。お金に余裕がある人は、強気の価格設定でも買いますが、そうでない人には手が出ない代物となる。

 26年は、そうした格差消費がますます顕著になるのではないでしょうか。

 自分で収入を増やすことが難しい年金世代にとっても、今後の暮らしはますます厳しくなります。高齢者が医療機関で支払う窓口負担割合の見直しが国で議論されています。

支出を抑えるコツは

 負担増となれば、今後は不要な物を減らしていく方向にしないと、なかなか生活は好転しません。

 収入が増えないなら、支出をいかに抑えるか。節約が上手な人と下手な人の違いは、その「順番」にあります。

 上手な人は、買わなきゃいけないものがあって、その上で「どうしたら安く買えるか」を考える。「バーゲンまで待って買おう」という発想をする。

 節約が下手な人は、割引クーポンがスマートフォンに届いたり、期限切れになりそうなポイントがあったりすると、必要でないものでも焦って買ってしまう。

それ、本当に必要?

 「安く買えるチャンスを逃したくない」という心理ですが、…

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