新体制初の単独ライブ〈RYUTist LIVE SEASON4 “はじまりの季節”〉を終え、〈SEASON4〉を走りはじめたRYUTistの3人。そんなRYUTistの宇野友恵さんがお気に入りの一冊について綴る連載が、この〈RYUTist宇野友恵の「好き」よファルセットで届け!〉です。今回取り上げるのは、思い出野郎Aチームの増田薫さんのグルメ漫画エッセイ「いつか中華屋でチャーハンを」。新潟の様々なお店を巡っているグルメな友恵さんの視点から紹介してくれました。 *Mikiki編集部
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暑い。なんなんだ。
来ると覚悟していても身体が順応してくれないこの蒸し暑さ。
今年も慣れません。
もう少し扇風機でしのぎたい。
机の端っこでアピールしてくるクーラーのリモコンをなんとか無視して文章を書いてます。

さて、〈RYUTist宇野友恵の「好き」よファルセットで届け!〉第23回目になりました。
今回は、増田薫さんの「いつか中華屋でチャーハンを」をご紹介します。
思い出野郎Aチームの増田薫さんのグルメ漫画エッセイです。
登場人物のイラストはゆるいのに、お料理とお店の外観は本気モードで、お料理の照りまで表現されていてかなり美味しそうです。読んでいるとお腹が空いてきます。
写真を使わずにイラストで描くというのは増田さんご本人のこだわりだそうです。
〈何かのネタになるかと思って「中華料理屋にカレーやオムライスがあったら絶対食べる」というルールを自分に課していた時期があった〉と綴る増田さん。
そう、本作は、中華料理屋で定番メニューのラーメンやチャーハンではないお料理を実食してまとめられた漫画なのです。
単に〈気になるメニュー〉を楽しむだけじゃなく、日本各地に潜む中華料理屋の名物たちがどのようにして生まれたのか調査をし、その土地特有の食事情、食文化が明らかになっていくのが面白かったです。
私自身、地元・新潟市を中心にマップや雑誌で調べてお店巡りをするのが趣味の一つです。
お店に入ったとき、メニュー表に異質な文字列を見つけると、小さな心の高揚を感じます。洋食屋のカツ丼、ラーメン屋のおつまみ、そして、中華料理屋のカレーやオムライス。気になって仕方がないです。
ただ初回で注文する勇気はなく、まずは定番からと、躊躇ってしまいます。
この本との出会いは偶然か必然か、外食の楽しみが広がりました。

読後、新潟でカレーやオムライスなどがある中華料理屋を考えて真っ先に浮かんできたのは新潟市中央区沼垂にある〈東来順〉さんです。
父がこちらの〈中華そば〉のファンで、家族でよく行く町の中華料理屋さんです。
私は真っ白なあんが美しい〈天津蟹麺(カニ玉入りそば)〉がお気に入りですが、このお店に行くと、周りの人が高確率でインドカリーを頼まれているので気になっていました。

メニュー表にはなく、店内を見渡すと、壁に〈インドカリー〉と〈インドカリーセット〉の貼り紙が。先日ついに挑戦してみました。
ソースポットに盛られたカレーと、ごはん、サラダ、そして薄〜いナンのようなものはチャパティというインドの家庭でよく食べられているパンだそうです。
カレーの味はかなり本格的でスパイシーでした。
食べはじめは、いけるぞ!と勢いのままに口に運びますが、体の内側からじわじわと燃えていくような辛さにだんだんビートが狂っていきます。
完食後はいい具合に満足感がありました。
この気持ちよさはサウナの〈ととのう〉という状態と同じでしょうか。
とにかく美味しかったです。
ちなみにインドカリーセットは中華そば、ミニインドカリー、サラダのセットだそうです。

調べてみたら、〈東来順〉のご主人は今はなき新潟市中央区の〈広東飯店〉で修業した方の一人で、広東飯店で親しまれていた伝説のインドカレーというものを再現されたのがこのインドカリーだそうです。
〈伝説〉と謳われるのは、広東飯店のシェフをされていた小沼さんという方が、1964年の東京五輪の選手村にコックとして招かれ、その際、インドのシェフにカレーのレシピを教えてもらったからなんだとか。
新潟にこのインドカレーを受け継いだお店は東来順を含めて3軒あるそうで、他の店舗にも足を運んでみたいです。
(・https://engryouri.net/spot/14870
・https://currycell.blog.fc2.com/blog-entry-5286.html)
こちらのサイトを参考にしました。

新潟もここ数年で閉店してしまったお店は少なくなく、寂しい思いをしました。
行ってみたいと思ってはいたものの行動できずに、つい1週間前に閉店してしまったことなどを後で知って、後悔したこともありました。
一方で新しいお店が生まれていく楽しさもあります。
自分のルーツ、新潟のことをもっと知ってみたくなりました。
うまいメシには理由あり。歴史に思いを馳せて。
6月25日は〈RYUTist HOME LIVE #338〉を開催します。
先月久しぶりに有観客で復活した〈HOME LIVE〉では、コロナ前のことを思い出し、〈これだよこれこれ〉という楽しさを感じました。
またすぐ皆さんに〈HOME LIVE〉をお届けできることになり嬉しいです。
ぜひお待ちしています!
RELEASE INFORMATION
リリース日:2022年11月22日
品番:PGDC-0013
価格:3,300円(税込)
配信リンク:https://lnk.to/RYT_en
TRACKLIST
1. 支度 作曲・ 編曲:君島大空
2. 朝の惑星 作詞・作曲・編曲:君島大空
3. うらぎりもの 作詞:没 a.k.a NGS(Dos Monos)作曲・編曲:石若駿
4. オーロラ 作詞・作曲・編曲:柴田聡子
5. しるし 作詞・作曲・編曲:パソコン音楽クラブ
6. 水硝子 作詞・作曲・編曲:君島大空
7. たったいま:さっきまで 作詞・作曲・編曲:ウ山あまね
8. PASSPort 作詞・作曲・編曲:蓮沼執太
9. 逃避行 作詞・作曲・編曲:ermhoi
LIVE INFORMATION
RYUTist HOME LIVE #338
2023年6月25日(日)新潟 柳都オレンジスタジアム地下ライヴスペース ※旧Live House柳都SHOW!CASE!!
開場/開演:13:30/14:00
にいつ鉄道音楽祭「鉄おん」
2023年7月29日(土)新潟・新津 にいつ0番線広場
時間:10:00~16:30
料金:入場無料
RADIO INFORMATION
RYUTist 東港線もどかしルーム

FM-NIIGATA
放送日時:毎週月曜日21:30~
キービジュアル:本秀康
https://www.fmniigata.com/user/prog/prog_id/436/
INFORMATION
東来順
新潟県新潟市中央区沼垂東1-5-29
営業時間:11:00~14:00(LO 13:45)/17:00~20:00(LO 19:45)
定休日:月曜日
電話番号:025-243-6489
PROFILE: 宇野友恵
新潟県新潟市中央区古町から誕生したアイドルグループ〈RYUTist〉のメンバー。安定した歌唱力と、豊かな表現力でライブを支える小さな巨人。いつもニコニコ、スマイルともちぃ! 〈RYUTist〉は新潟市を表わす〈柳都(りゅうと)〉に〈アーティスト〉を加えた〈新潟のアーティスト〉という意味から。2011年5月の〈アイドルユニットオーディション〉によりメンバーを選抜して始動。新潟市古町7番町のライブハウスを中心にライブ活動を展開。2016年4月より五十嵐夢羽、宇野友恵、佐藤乃々子、横山実郁の4人体制へ移行し、ハコイリムスメとの合体ユニット〈柳箱〉としても活動。2022年11月、2年ぶりにリリースした5作目のフルアルバム『(エン)』を引っ提げ、初のライブハウスツアーを東京、大阪、宮城、新潟の4都市で開催、成功を収めた。結成12年目となるRYUTistの活動に期待がかかる。


