辺野古で転覆、高校生ら死亡 他人を乗せる“事業登録”ナシ 専門家「調べておくべきだった」 波浪注意報で…出航の判断は?
藤井キャスター
「今回は登録が必要なケースだったのでしょうか?」
小栗委員
「そこが大きなポイントになります。国土交通省によると、一般的な話として登録が必要かどうかは、船の乗客の定員や誰かに頼まれて他人を運んでいたか、繰り返し乗客を運んでいたかなどをポイントに個別に判断され、有償か無償かは問われません」
「今回の運航に登録が必要だったかどうか、国土交通省は調査中ということですが、元・第三管区海上保安本部長の遠山純司さんは『登録事業に当たる可能性が高い』と言います」
「もしこれに該当するならば、『今回のように出航の判断が船長だけに委ねられていた形だと、組織として安全管理意識が低かったと言わざるを得ない』と指摘しています」
藤井キャスター
「学校側としては、登録があるかないかという点は意識していたのでしょうか?」
小栗委員
「高校側の説明では、登録されていないことを把握していなかったそうです。辺野古で船に乗っての見学は2023年から行われていたそうですが、『普段から観光客や修学旅行生を乗せている』と聞いていたので、それでよしとしていたということです」
「遠山さんは『大切な自分の学校の生徒とその命を預けるという観点から、安全管理体制がどうなっているのか、事前に学校側はチェックしなければならない。事業登録があるかどうか、しっかり調べておくべきだった』と話しています」
藤井キャスター
「この事故が誰の責任で起きたのか、防ぐことはできなかったのかが今後のポイントとなりそうです。高校から保護者に向けた説明会は24日に開かれる予定です」
(2026年3月17日『news zero』より)