「変わらなければ、まずかろう(殊に対中国の安全保障面で)」と同意する人々の数が、「今のまま何も変えないでくれ」と願う人々をはるかに上回ったのが、先の衆院選のスコアになったのだと私は見ている。
中小零細の潜在力を糾合
だが国民の期待を尻目に、防衛省の仕事のスピードアップ感は、もどかしいレベルだ。これは無理もない話で、明治23年に帝国議会が開設されて以降、国の予算を割り振るのに、少数のテクノエリートが個人裁量でどしどし決めるという流儀は不可。バイパスできない立憲的な段取りを踏むための事務方の人手が限られている以上は、政府内の案件を急に数倍に増やされても困るだけなのだ。