2026-03-18

「お花畑スラング)」の源流を辿る旅に出るか

コーパス(小納言)だと「頭の中がお花畑」という用例が2005にある

一方で、国会図書館デジタルコレクション揶揄する意味の「お花畑」の用例は、1990~2026の範囲で探した限りこれが最古だった。(追記メモ:「最古」って表現が後から読み返したとき誤った印象を生む?調べ始めるとっかかりとして最新から眺め、2000の用例を見つけ1990まで遡り手応えが全然ないので検索打ち切り、その範囲もっと時代が古いくらいの含意)

危険思想家 (双葉文庫)

呉智英双葉社, 2000.11

投与され、知的怠惰のお花畑の中でまどろんできた寝ぼけインテリ全部に共通している。最悪の例

これが一番典型的な用例か

日本型排外主義 : 在特会外国人参政権東アジア地政学

博士論文

樋口, 直人 (2015-09-25)

ネット右翼が「お花畑」56という表現で二分法に対する懐疑を揶揄するの…えてりゃいいやっていう、そういう時代じゃない。平和ボケっていわれる人たちがね、何とか気づいて

平和ボケ お花畑」「右翼 お花畑」「左翼 お花畑」「学生運動 お花畑」で検索した

どうしても本物のお花畑とか「高山植物の群生地」が混ざるから捗らない

しかし、どうにも「のんきな」みたいな、小馬鹿に……と言うと明らかに言いすぎなのだが……するようなニュアンス解釈できなくもない用例もまれにあったんだよなあ

成人男性に対して「少女趣味」というような感じというか、ちょっと違うか どれだったかな、メモっておけばよかった、また検索結果を舐めなきゃ

真面目にやるなら

「お花畑だ」「お花畑な人」「お花畑に行った」「頭の中がお花畑」のように前後の構文まるごと確認して分類分けとかしなきゃいけないのだろう

まあ真剣にやると疲れるんでね……

ちょっと興味深い発見もある

偽善の爆発 (ラッコブックス. 初級人間学講座 : 時事問題講義 ; 1)

ビートたけし新潮社, 2000.10

ルをくぐった」とか「お花畑に行った」とか語っている。どんな宗教だって、そうい

ギアかぶせられ、「お花畑」という波動を送られたら、「お花畑」に行ったことにな

おそらく、臨死体験とか死後の世界の話が書かれているのだろう

関連があるかどうかはわからないが、この文脈ニュアンスが合流した可能性も今は否定できない もっとしっかり調べないと

青空文庫は軽く探したが手ごたえなしだったのでしっかり舐めて見ていない

この検索結果を見るに

・2000~2005年の間にネットスラングとして一般化していそう

・遅くとも2015年には政治的ニュアンス付与されていそう

……となると、本当に見るべきなのは2ch過去ログ

しかしそれは失われてしまった

今となっては個人ブログまとめブログなどから探す手法現実的

なにかの漫画とかアニメとか小説とかドラマとか、あるいは有名人発言とかがきっかけで一気に普及した可能性も否定できない

真相がわかり次第、追って報告する(特命リサーチ200X)

嘘、しない

私自身の納得さえ得られればいいか追記動機が薄い

思考メモ 日記

---

「お花畑」の検索結果(2,902件) - はてな匿名ダイアリー - 146ページ

匿名はてなダイアリーだと2007-01-07が最古

2007年1月のいくつかの投稿を見るとすでに揶揄としての「お花畑」が定着していることがわかる

しかし今2026と微妙に構文が異なる気がしないでもない 興味深い

---

mixiだと2005年に「電波花畑」のような表現を拾えた……そうか、「電波」かあ

新しい検索キーワードに気付いたとき都市伝説解体センター』みたいだなと思い少し笑う

電波系 - Wikipedia

うーん、サブカル文脈……か?一概にそうは言えなさそうだ

1990~2000頃だけ使われた示準化石めいた死語があれば検索に便利なのだけれど

---

2chにそのものずばり「電波・お花畑板」ってのがあったのか!

1999年7月に新設

ずいぶん遠回りしてしまった

無知による恥の感情を今感じているが、必要経費 むしろ倒錯的に「私は無知です!だから今調べてます!学び!」という電子露出狂めいた感情昇華していく

しかし、1999年時点で板の名前になる程度にはスラングとして成立していたということ?

1990~くらいのサブカルスピリチュアル?とか、そこらへんに源流があるのだろうか

サブカル」が曖昧言葉、具体的に何を指すか分解した方がいいはず

これまでまったく触れてこなかった領域だな この時期の情報インターネットに表れにくいので文献など資料にあたる必要が出てくる

なんだろう、宝島とか、ムーとか、と学会とかそこらへん?全然詳しくない、一旦この時期のサブカル文化説明した本とかに目を通して全容を把握できると嬉しいのだけれど

知っている人は知っているというか、ここらへんの事情に詳しい生き字引普通にどこかにいそうな気もするわね

---

「「現実直視しない/都合のいい解釈をする人」を指す侮辱嘲笑語の歴史」を追いかけているのと同じだな、これ……「平和ボケ」「電波」「お花畑

そういえばある時期のサブカル文化はめちゃくちゃ露悪を是としていた、みたいな話を聞いたことがあるような そこに接続するのか? 延々と掘れるなこの話 面白い

鬼畜系」ね

露悪な趣味文化圏にいる人が露悪でないモノを指すときにもっぱら多用していたワード、というものがあるのでは……という勘

この勘に拘泥せず違うっぽいとなれば即棄却すること

ゴーマニズム宣言』を通読したら「お花畑」という言葉選び登場しそうな気もするのだけど(やりたくないなあ) 『SPA!』とか『朝まで生テレビ!』とかそういうのに登場しそうな言葉でもある

うーん調査打ち切ろうかな、深追いしたら悪意に触れすぎて精神健康に影響を及ぼすかも とりあえずデジコレで追えるぶんだけ追ってみるか 『週刊現代』だとスラングの「お花畑」の用例無かったがなあ

今日はここまで 背景知識歴史的経緯を身につける時間

---

メモ 「頭に花」「頭に花が咲」などでデジコレ検索

頭の中に咲くイメージと頭の外とか上とかに咲くイメージとでズレ、シフトがある 面白い

漫画表現で頭の上に一輪〜数輪、花が生えてる描写は確かにある←「直系」と考えてよい?どうやればそれを評価できる?なんか類似の話を探す グーグルスカラーとかで

ビジュアルイメージ検索はデジコレでは出来ない、探す場所を変える必要あり←どこ?

デジコレにしろコーパスしろ検索対象のデータの偏りは意識すること

---

お花畑 | ブログ | 小林よしのり全宇宙(漫画家小林よしのり公式サイト)

例えば「憲法9条があれば、他国日本に攻めてこない!」といったような、極めて現実味に欠けた定番の左寄り思考を指す「お花畑」という表現はすっかり定着しています

「すっかり定着」という言葉選びから「昔は定着していなかった」というニュアンスに読み取れる

なんというかいかにもこういう言葉が飛び交いそうな世界にいるであろう人がその認識なら、スラングとしての成立は比較的新しそうにみえる、という予断を補強する内容ではある←ブログ著者に詳しくない、あとで調べよ 「大須賀淳」……参画は比較最近? 情報として弱くなったか

危険思想家』の呉智英もそうだが登場人物名前で調べると同じ名前が関連項目に登場しがちというか、「界隈」がありそうというか この感覚は予断か

---

「頭に花が生える」という漫画表現の初出を調べるなら以下を参考に行うこと

元祖や系譜、起源、お約束、新語などに関する「まとめのまとめ」&関連リンク 『初出・系譜ポータル』 - posfie

---

そういえば「お花畑」で調べていたが「花畑」で調べるのを忘れてた これは重大な見落とし 後で調べる この検索結果によっては方針が大きく変わるかも

---

一旦塩漬けにして全然別の別のこと考えよう 保留にしていた「日本江戸明治大正昭和戦前戦後)で「静電気」という概念がどのように変化していったのか」とか 途中まで調べてて読むべき論文が沢山出てきたから中断したんだったな メモをまとめるのにObsidian使ってみるか WIP

  • ネット以前に週刊誌(芸能ゴシップ誌)あたりで使われてそうな感

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん