「非常に他人事のような発言」“殺人隠蔽事件”みちのく記念病院改善報告書 改善不履行の場合「業務停止命令も辞さない」考え知事が示す
殺人隠蔽(いんぺい)事件が明らかになった「みちのく記念病院」を運営する医療法人が提出した、改善報告書についてです。宮下知事は、調査が不十分で改善が履行されない場合、業務停止命令も辞さない考えを示しました。
★青森県 宮下宗一郎 知事
「まず(杏林会が示した)今回の経緯とか原因の調査が十分だったかというと、私は十分だと思っていません。はっきり申し上げます。報告の内容が不履行の場合は、業務停止命令も含む厳しい行政処分を辞さない覚悟でおります」
宮下知事は会見でこのように述べた上で、不適正な運営が疑われる場合、警察などの捜査機関や有識者を集めた検討会議を開き、対応するとしています。
みちのく記念病院を巡っては、院内で起きた殺人隠蔽事件が発覚した後の立ち入り検査で、県や市に虚偽の報告をするなどの違反が確認され、県内で初めて改善措置命令が出されました。
宮下知事は、新しく就任した石山菜穂理事長について、次のように述べました。
★青森県 宮下宗一郎 知事
「今の理事長が(逮捕された医師の)親族である、妻であるということについても、私自身は重大な疑問を持っています。会見の中で『みとり医』なんて言葉があること自体、私は驚きましたが、その存在に対して現理事長が驚いたという発言をしていましたが、私自身はその発言自体に驚いています。非常に他人事のような発言でありますし、一体この法人というのはこれから大丈夫なんだろうかと、私自身は受け止めています」
県は新年度、検討会議を開く費用など、指導監督費としておよそ170万円の予算を組んでいます。