広島ドラ1平川蓮が開幕スタメン決定的!! 球団新人初のオープン戦最多安打が見えた
◇オープン戦 広島2―3オリックス(2026年3月18日 京セラD) 広島のドラフト1位・平川蓮外野手(21=仙台大)がドラフト制以降、新人では球団初となるオープン戦最多安打に前進した。18日のオリックス戦(京セラドーム)に「3番・中堅」で先発。2点を追う6回に左翼線適時二塁打を放って安打数を17本とし、12球団トップを死守した。27日の開幕・中日戦(マツダ)で先発出場は決定的。新井貴浩監督(49)は1番起用を示唆した。 【写真あり】広島ドラ1平川蓮がオープン戦の最多安打に浮上 新井監督「野球脳の高さを感じる」 前日17日に先頭打者で左翼線二塁打を放って好機を演出すれば、この日はポイントゲッターとして機能した。オリックス戦に「3番・中堅」で先発した平川が2点劣勢の6回1死一塁で適時二塁打。2番手・横山楓の甘い直球を、左打席から左翼線へはじき返した。 「左は調子が悪い。調子が悪いとつい当てにいくスイングをしちゃうんで、当てにいかずに自分の間で振り切ったら(左翼線に)落ちた。たまたまですけど、良かったです」 冷静な自己分析がキラリと光る。不調を自認する左打席。「いい時は地面を踏む感じがあり、ちゃんと振り切れる」が、現状は下半身の粘りを欠き「全部上半身で突っ込んでいってしまう」という。ここまでオープン戦13試合に先発。蓄積疲労は否めない。 ともかく、春の前哨戦で積み重ねた安打数は17本。12球団トップを死守する。広島では12年に松山(現オイシックス選手兼任打撃コーチ)が出場19試合で25安打を放ってオープン戦最多安打に輝いたことがあるが、新人選手となればドラフト制以降で球団初だ。 打率・315をマークしておりドラフト制以降では69年山本浩二、06年梵英心、22年の末包昇大以来、球団新人4人目となる3・27開幕中日戦でのスタメン出場は決定的。気になるのは打順だ。ここまで9試合で3番に起用され、1番は3試合、5番も1試合ある。 「しっかり振り切っているから、切れずにあそこ(左翼線)に落ちるよね」。新井監督は適時二塁打を称えた後、「長打も打てるのでゆくゆくは中軸を打つ選手になってもらいたいけど、いきなりそういうポジションで重責を背負わせるわけにはいかない」とし、1番起用を示唆した。 「1年間戦う上では(疲労は)これぐらいが普通だと思う。結果が出なかったら使えないので、ウエート(トレーニング)を一からやり直して(開幕に向け)整えていけたらいいかな」 残るは3試合。球団初のオープン戦最多安打へラストスパートをかけ、勲章を手にした上で勇躍3・27中日戦に臨む。 (江尾 卓也)