さて本日は、京都伏見の制御盤メーカーi・テクノロジーさんにお邪魔しました
発注元からの図面通りに作って収めることを生業とする盤メーカーがほとんどの中、装置の高付加価値化に向けて、「もっとこうすりゃ良い盤になりまっせ」「コストが下がりまっせ」「省スペースになりまっせ」「そもそもこんな盤を作りましょう」というアイデアと具体的な解決策を示す攻めの盤メーカー。しかも口頭や図面だけじゃなく実際にそうなる盤を作って見せてしまうから恐ろしい
言ってしまえば、「先進的なFA技術を追求し、機械の価値向上を提案する研究開発型の制御盤メーカー」。たぶん日本でも唯一無二と言っても良いかもしれません
省スペース化でいえば、例えば3D制御盤。中板に平面に機器を配置するんじゃなく、縦横斜めと駆使して密度高く、全体は小さめに配置。通常盤の3分の1くらいまで小型化できます
他にも
これデジタルサイネージじゃんと見間違うかのようなデカいディスプレイを備えた、これも立派な制御盤。制御盤の機能はディスプレイの裏面やスタンドの内部に搭載されていて、おしゃれで見た目も良かったりします
デカいiPadのような、デザイン優れた板金で作られたこれも制御盤。クリーム色の箱というイメージから逸脱し、ぶっ飛んでます
またデザインだけでなく、ソフトPLCやプッシュインと言った先進技術も使って、見た目や機能、設置立ち上げ、運用工数を下げたり、機能向上を果たしています。まさに制御盤の最先端。機器メーカーとも連携し、新しい技術開発や課題解決につながる盤づくりを行っています
いま日本の機械産業は分岐点にあります。機能、性能で差別化できない中、意匠や新しい技術やコンセプトの採用で差別化していくしかないと思います。その辺を盤メーカーとしてやってるのが、i・テクノロジーさんで、なこなか日本にはない業態。先進的な盤や制御技術に、さらにデザインで付加価値を高めています
しかも、夏からは制御技術の専門家とそれを学びたい学生やら若手技術者を集めて勉強会をやっていこうとしているというんだから、まさに王道。素晴らしい
たぶんここまで尖った形の盤メーカーは日本でも珍しい。制御盤から機械が進化するキッカケを作っていく。そんな存在として注目です
i-technology.co.jp