「うんざりだ」イーロン・マスク氏、「ナチス式敬礼」指摘に ユダヤ系人権団体も関連否定

20日、米ワシントンの屋内競技場に姿を現した実業家のイーロン・マスク氏(ロイター)
20日、米ワシントンの屋内競技場に姿を現した実業家のイーロン・マスク氏(ロイター)

X(旧ツイッター)などを率いる米実業家イーロン・マスク氏は21日、トランプ米大統領就任の関連イベントでの自身の仕草が「ナチス式敬礼」だと指摘されているとして、Xで「誰もがヒトラーだという攻撃にはうんざりだ」と書き込んだ。「率直にいって(『ナチス式敬礼』など指摘する)人々にはもっと巧妙な手口が必要ではないか」とも指摘した。

マスク氏はトランプ氏の側近で、歳出削減を主導する新組織「政府効率化省」の責任者に指名されている。

マスク氏は20日、大統領就任式の関連イベントで演説した後、興奮した様子で右手を左胸に当ててから斜め上に真っすぐ伸ばした。この仕草について、米メディアなどで、ナチスの敬礼の仕草と同一視して報じる動きがあった。

ただ、ユダヤ系の米人権団体「名誉毀損防止同盟(ADL)」は21日、マスク氏の仕草について、Xで「ナチス式敬礼ではない。興奮した瞬間にぎこちないジェスチャーをしたようだ」と指摘した上で、「すべての陣営は互いに少しの寛容さを」と訴えた。

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