千葉のマンション平均価格、2月は1億3000万円超 船橋駅前のタワマン発売が影響
不動産経済研究所は18日、2月の千葉県の新築マンションの平均価格が、前年同月比2・18倍の1億3001万円となったと発表した。JR船橋駅(船橋市)前のタワーマンション発売が影響した。首都圏(1都3県)全体の平均価格も押し上げられ、同38・8%上昇の1億1025万円と過去2番目に高い水準となった。 【ひと目でわかる】離婚時の住宅ローントラブル 1位は? ■これまでの最高の倍の価格に 千葉県で平均価格が1億円を超えるのは初めて。これまでの最高値は24年1月の6592万円だった。 船橋駅前の物件は、大和ハウス工業が手がける「プレミストタワー船橋」。地上51階建て総戸数677戸で、2月7日に上層階を中心に251戸を売り出した。同社によると12日の時点で計234戸の契約申し込みがあった。成約物件の平均価格は1億6千万円超。最上階に7億2900万円の物件があり、購入を検討する人がいるという。 ■都心から近郊に広がる高級物件 東京都心では土地の供給が少なくなり、高級物件は近郊に広がる。船橋市では今年、別の大型物件の発売も予定されている。また2月は神奈川県でもJR武蔵小杉駅(川崎市)近くでタワーマンションの発売があり、同県の平均価格は同41・1%上昇の9454万円と押し上げられた。 同研究所の松田忠司上席主任研究員は「東京23区が高騰するなか、近郊に目線を広げる動きは、共働きで年収のある人を中心に強まっている」と話した。 なお、2月の東京23区の平均価格は同37・4%上昇の1億4280万円。建設コスト増を基調に、依然高い水準を示した。