中東情勢が悪化、薬局「手に入りづらい医薬品が増えてしまうのではないか」…農家も先行き不安(宮城)
ミヤギテレビ
中東情勢の悪化による様々な影響について、宮城県内では農家や薬局からも今後の先行きを不安視する声が上がっています。 宮城・白石市で果樹園を営む木須敏文さん(54)は、リンゴや洋ナシなどの果物に加え、コメも生産する専業農家です。
木須果樹園・木須敏文さん 「今後、肥料とか生産資材とか包装資材ですか、そういうのが石油製品なのでどんどん上がってきてしまったら、製品に転嫁して販売しないといけないなという形にはなってきてますね」 また、3月下旬からは、今シーズンのコメ作りも本格的に始まるといいます。
木須果樹園・木須敏文さん 「年間で(軽油を)数百リッターは使いますかね。だから、10円でも5円でも上がると結構な損失というか」 田植え前の土を耕すトラクターには、軽油が必要ですが、価格は2月と比べ1リットルあたり約120円から170円にすでに値上がりしており、今後のさらなる上昇を懸念しています。
薬の有効成分を含むいわば薬の元となる原薬の多くは、ヨーロッパなど海外からの輸入品。 中東経由の航空便が減便する中、輸送日数の増加や運賃の上昇が懸念されています。 この薬局では「今はまだ薬の在庫がある」ということですが、中東情勢の影響が長引いた場合は薬の提供にも影響が出る可能性があると言います。