米南部の病院にランサムウェア サイバー攻撃で全診療所を閉鎖
ジャクソン、ミシシッピ州、2月21日 (AP) ー ランサムウェア攻撃により、ミシシッピ大学医療センターは20日、米深南部州内約30カ所の診療所を全て閉鎖し、2日連続で選択的手術を中止した。これにより州内最大級の医療提供機関の機能が麻痺した。 大学当局は、患者情報の漏洩の有無を含む被害規模の評価や、予防措置として停止したネットワークシステムの復旧作業に数日を要する可能性があると警告した。 病院と救急室は開いており、患者は適切なケアを受けていると大学は声明で述べた。当局は侵入の規模を把握中だが、副学長は20日の記者会見で、電子カルテシステムを含む「多くのシステム」が攻撃の影響を受けたと述べた。医療従事者は手作業で情報を記録している。 調査チームは患者の個人情報がアクセスされたかどうかの確認を進めているという。 攻撃者から大学に連絡があったが、要求内容は明らかにしなかった。大学はFBIと連携している。 FBIの特別捜査官は20日の記者会見で「最優先はシステム復旧による患者ケアの再開だ」と表明。 公立学校や公的機関に対するランサムウェア攻撃は近年急増している。これらは911通報機能の停止や学生の機密データの流出など、様々な被害をもたらしている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)