米イラン攻撃、対中戦略が後回しに 習政権は日本の「孤立化」狙う
Deep Insight 本社コメンテーター 秋田浩之
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米国とイスラエルによる対イラン戦争は、世界にさまざまな衝撃をもたらす。中東は戦時の熱に覆われ、エネルギー危機も招きかねない。さらにロシアのウクライナ侵略への対応が、後手に回る恐れもある。
ただ、10〜20年単位でみると、米国による中国への戦略が置き去りになることが、地政学上、最大の危険だ。そうなれば中国はより強気になり、世界秩序を自国色に染める動きを速めるだろう。常軌を逸した圧力により、日本を孤...
長年、外交・安全保障を取材してきた。東京を拠点に北京とワシントンの駐在経験も。国際情勢の分析、論評コラムなどで2018年度ボーン・上田記念国際記者賞。著書に「暗流 米中日外交三国志」「乱流 米中日安全保障三国志」。