巨人・竹丸はスーパードクターゼロ 実戦13回連続無失点!昨季日本一ソフトバンク斬り5回7K
◇オープン戦 巨人2-2ソフトバンク(2026年3月10日 宇部)
スーパードクターゼロだ。巨人のドラフト1位左腕・竹丸和幸投手(24=鷺宮製作所)が10日、オープン戦のソフトバンク戦に先発。5回5安打、無四球で無失点と快投した。これで今春は紅白戦、練習試合を含む実戦5試合で13回連続無失点。開幕ローテーション入りへ大きく前進した。
竹丸が止まらない。圧巻は1点を先制した直後の2回だった。「点を取った後だったので、なるべくすんなり終わるように意識した」と一気にパワーアップ。先頭・栗原と秋広を連続三振で初回から4者連続三振を奪うと、井上の初球は自己最速にあと1キロに迫る、プロ入り後最速の151キロを計測するなど、二ゴロに斬った。
「危ないところもあったんですけど結果、ゼロで終われたので良かった。うまく粘れたかなと思います」
プロ最長の5回を投げて5安打、無四球で無失点。7三振を奪った充実の80球だった。プロ入り後は、これで実戦5試合で計13回を無失点で17奪三振、1四球とドラフト1位にふさわしい投球が続く。
開幕ローテーションは、開幕投手筆頭候補の山崎はほぼ確実で、実績十分の則本や田中将、戸郷らとの争い。猛アピール中の新人左腕に阿部監督は「マウンドさばきが凄く落ち着いている。(開幕ローテーションに)入ってくれたらうれしいなと思っている」と話すにとどめたが、期待に結果で応え大きく前進した。
山口・宇部の地方球場のマウンドで、初回の立ち上がりはボールが2球続いたが「ちょっと高いかなと感じたけど、そこまで気にならなかった」とすぐに修正する能力の高さも見せた。慣れないプロ生活。キャンプイン後1週間ほどは精神的にも肉体的にも大きな疲れを感じる日々だったが「日がたつにつれて流れもつかめた」と少しずつ環境にも順応している。
内海投手コーチは次回登板について「次は100球をめどに投げてほしい」と期待。即戦力左腕は、着々とデビューへの準備を進めている。(田中 健人)