『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のアニメ1期(1話〜25話)は2015年〜2016年までテレビ放送されたアナザー作品です。
そして10周年を迎えた2025年には同じ世界を舞台とした『ウルズハント』 の特別編集版も上映されました。
本記事では『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(アニメ1期)』の人物相関図を作成してみました。
既にアニメ本編を視聴済みのファンは当時の思い出を振り返りながらの復習として、これからシリーズ作品に触れる人達には簡単な予習として役立てていただけると幸いです。
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『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(アニメ1期)』の世界観と人物相関図
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の物語や世界観は「厄祭戦」と呼ばれるMSやMAによる壮絶かつ大きな戦争の終結から、約300年後の時代(PD323)が舞台となります。
地球圏がそれまでの統治機構を失い、新しい支配体系をもって新たな世界が構築されたことで仮初めの平和が訪れる一方、地球から離れた火星圏では新たな戦いの火種が生まれつつありました。
鉄華団(てっかだん)
まずは三日月が所属する鉄華団の主なメンバーを紹介します。
鉄華団とは、火星の民間警備会社「クリュセ・ガード・セキュリティ(略してCGS)」を前身とする民兵組織です。
しかし、1話でのギャラルホルンからの襲撃によるマルバ社長の逃亡やハエダ隊長たちの死亡などにより、オルガを団長としながらCGS主力部隊の下部に属していた参番組(少年兵を中心に編成された非正規部隊)で結成されました。
組織名の由来は「決して散らない鉄の華(消えない命)」というの意思でオルガが命名しました。
三日月・オーガス
| 誕生日 | PD308.2月18日 |
| 出身地 | 不明 |
| 年齢 | 7歳(回想での幼少期)→15歳(本編) |
| 身長 | 160cmほど |
| 搭乗した機体(MS) | ガンダムバルバトス(第1〜第6形態) |
| CV | 河西健吾(本編の時代) 諏訪彩花(幼少期) |
本シリーズ作品の主人公です。
元々はストリートチルドレンで浮浪生活を送る中でオルガやアトラと出会っており、10歳の時点でCGS(後の鉄華団)に既に入っており、それ以前の年齢時点で生きる上での殺人も厭わない生活を送ってきました。
鉄華団の団長となり皆のリーダー格であるオルガとは「実の兄弟以上の信頼関係」で結ばれている程の長いつきあいであり、オルガからは「ミカ」という愛称で呼ばれています。
また、幼少期でのオルガとの出会い時に起きた出来事により「自分の命はオルガにもらったものだから、オルガのために使い切らないといけない」とする価値観が本編での“三日月の行動原理”となっています。
「クーデリアを地球へ送り届ける」という任務を遂行するため、そして家族(オルガや仲間たち)を守るため、自身の持てる力の全てを振り絞りながら最前線で戦い続けてきました。
大らかな性格だが、戦場ではシビアかつ冷酷な一面も見せる
三日月はあまり些細なことを気にしない“大らかな性格”の持ち主である一方、戦場育ち特有の“冷酷かつシビアな思考”も併せもっており、自分が敵意を向けた相手にはいっさいの容赦がありません。
特に23話での戦闘では常軌を逸した冷酷さを見せており、地球で最初に訪れたミレニアム島での戦闘でビスケットを戦死させたカルタのMS(グレイズリッター)を一切の情け容赦なく破壊および搭乗していたカルタにも重傷を負わせた末に死亡させています。
また、普段は口数も少なく自分から仲間へ指示することはありませんが、ビスケットを失ったことで意気消沈するオルガに対して“静かな怒り”も見せながらを奮起させました。
絶大な戦闘能力を誇る一方、知識の不足も目立った
三日月は有機デバイスシステム「阿頼耶識(アラヤシキ)システム」の施術を三度受けてきたことで得た“高い空間認識能力”と”機動兵器操縦技術”を駆使しながら、ブルワーズやギャラルホルンのMS(モビルスーツ)を多く撃墜してきました。
さらに25話では、エドモントン市街地でのグレイズアインとの激戦の中、自身とバルバトスとの接続を限界まで強めたことで、常人離れした強さを発揮しながら殲滅しました。
(しかし、その代償として”右目と右腕の神経の障害”も負っています)
その一方で、幼少期の境遇や生活などの影響で学校に通わず就学経験が皆無だったため、文字の読み書きを苦手としていたため、鉄華団の幼少組と一緒にクーデリアから教わっています。
(それでもクーデリアから教わった文字より名瀬が筆書きした自分の名前の方を好んでましたが…)
しかし頭の回転はとても速い方であり、その長所を活かしながら、クーデリアから教わる文字も速いスピードで習得していきました。
オルガ・イツカ
| 誕生日 | 不明 |
| 出身地 | 不明 |
| 年齢 | 9歳(回想での幼少期)→17歳(本編) |
| 身長 | 202cm |
| 搭乗した機体(戦艦など) | イザリビ、モビルワーカー |
| CV | 細谷佳正(本編の時代) 東内マリ子(幼少期) |
CGSで少年兵たちを集めた非正規部隊「参番組」の隊長を務める少年で、マルバたち大人の撤退後に、鉄華団の立ち上げと同時に団長にもなりました。
真面目で義理堅く、高いカリスマ性とリーダーシップ、仲間たちの面倒見の良さから多くの少年兵達に慕われています。
特に三日月とは幼い頃からのつきあいで彼とは実の兄弟よりも強い絆で結ばれているため、その親しみを込めて「ミカ」と呼びます。
そんな三日月のことを誰よりも深く理解しており、三日月からの視線や言葉に対しても「あの目は裏切れねぇ」と過大に受け取りながらも、それをプレッシャーのように感じることもありました。
また、自分を慕ってくれる仲間たちの前では一貫してリーダー然とふるまいますが、その責任感の強さから物事を一人で抱え込みがちな一面も併せもっています。
鉄華団の立ち上げと同時にクーデリアからの依頼を正式に受ける形で「イザリビの艦長」として、三日月たちを連れて地球へ旅立ちます。
その旅中で出会ったタービンズの名瀬から実力や度胸を認められたことでテイワズの傘下に加えると共に、名瀬と義兄弟の盃を交わした後からは同じテイワズかつタービンズのラフタやアジーたちの協力も得ながらギャラルホルンと戦ってきました。
地球へ降下後で迎えたミレニアム島での戦闘で頼れる相棒のビスケットを失ったことにより、一時的に失意のどん底に落ちますが、三日月からの喝で再起します。
そして、最終的には多くの犠牲(他の仲間たちの死亡や重症など)を払いながらも、クーデリアと蒔苗東護ノ介をアーヴラウ議会へ送り届ける任務も成し遂げました。
高い洞察力や頭の回転が早い一方でもつ欠点とは
オルガは自身のカリスマ性の高さに加え、持ち前の高い洞察力や頭の回転の早さを駆使した上、各メンバーの性格や長所を踏まえた作戦を立案するなど、指揮官として高い能力を誇ります。
オルガも三日月たちと同様に阿頼耶識システムの施術を受けており、MSに乗る機会がないながらも1話でのグレイズ戦ではオルガ自身もモビルワーカーに搭乗して前線に立ちながら、三日月とバルバトス出撃までの時間を稼ぐことに貢献しました。
その一方で、目先の利益や団員の感情を優先してしまい大局的な判断ができないことも多々あるため、戦略家としての能力が今ひとつだった面も多々あります。
そのようなオルガの欠点や危うさを名瀬やメリビットなど、彼を知る大人たちから指摘されることもあり、参謀役のビスケットが不在となったアニメ2期では、その欠点かつ弱点が更に顕在化しながや、あまりにも無惨かつ悲壮な結末を迎えることとなります…。
ビスケット・グリフォン
| 誕生日 | 不明 |
| 出身地 | ドルト2 |
| 年齢 | 16歳 |
| 身長 | 180cmほど |
| CV | 花江夏樹 |
三日月たちと共にCGS参番組に所属していた少年兵で「鉄華団」では“オルガの頼れる参謀役”として、22話まで支えてくれました。
まともな教育を受けられずに生きてきたCGSの少年兵達の中で唯一就学経験があるため、文字を読み書きが可能である上、世情にも詳しいです。
元々は自身が生まれた地球圏の工業コロニー「ドルト2」で暮らしてましたが”両親の事故死”により、歳の離れた双子の妹(クッキーとクラッカ)と共に祖母(桜ちゃん)の経営する「桜農場」に身を寄せていました。
しかし、栽培された作物がバイオ燃料の原料として安く買い叩かれる事情や一家の財政を支えることと妹たちを学校に入らせるため、CGSに志願した経緯をもちます。
クーデリアの依頼を受けたオルガ達と共に地球への旅中でドルト2へ一時的に帰還した中、生き別れた兄(サヴァラン)との再会も果たします。
しかし、彼が労働者のクーデターを抑制する目的でギャラルホルンと内通していたことや自分と共に行動していたアトラをクーデリアと勘違いしながらギャラルホルンへ差し出させたことへの怒りや悲しみを露わに出し、サヴァランへの感謝を告げながら決別しました。
恰幅の良い体格と穏やかな性格の持ち主でありながら、仲間たちのために先走りやすいオルガのことを心配することも多いです。
地球へ到着してから出会った蒔苗東護ノ介からの依頼を受ける決断をするオルガと口論しながら“鉄華団の退団”をハッキリ告げてしまいます。
その時は雪之丞から諭されたことで頭を冷やし、再び戦線に戻りますが、カルタの猛撃からオルガを守る為に搭乗中のモビルワーカーごと自身の身を犠牲にしたことで戦死しました…。
ユージン・セブンスターク
| 誕生日 | 不明 |
| 出身地 | 不明 |
| 年齢 | 10代 |
| 身長 | 188cm |
| 搭乗した機体(戦艦など) | イザリビ、モビルワーカー |
| CV | 梅原裕一郎 |
CGS参番組および鉄華団に所属する少年兵で、ノルバと同じくオルガがCGSに入る以前から参番組をまとめていた古株の1人です。
序盤ではオルガを目の敵にして何かと反発することもありましたが、それは“オルガの実力を認めていることの裏返し”でもあります。
知力・体力共に優れた才能と強い責任感をもつ一方で“思慮浅い一面”があることで、本来の才能を発揮することが出来ないことも目立ったため、オルガと比較するとカリスマ性に乏しい面もあります。
それでも「リーダーはどんと構えてこそ」という持論を唱えながら、自ら進んで危険な任務をまっとうすることもありました。
さらに、阿頼耶識システムを介した操艦にも長けており、デブリが密集する暗礁宙域の中でイサリビの舵を取りながら、敵に強襲するといった荒業もこなしています。
地球降下作戦の中では阿頼耶識システムを駆使して装甲強襲艦二隻を同時に操艦し、カルタ率いる地球外縁軌道統制統合艦隊に陽動を仕掛けることでオルガ達の地球降下も支援しました。
終盤でも仲間となったブルワーズのヒューマン・デブリ達と共にエドモントンの戦闘でオルガ達の救援に駆けつけ、彼らを懸命に支援しています。
昭弘・アルトランド
| 誕生日 | 不明 |
| 出身地 | 不明 |
| 年齢 | 10代 |
| 身長 | 192cm |
| 搭乗した機体(MS) | グレイズ改 ガンダムグシオンリベイク |
| CV | 内匠靖明(本編の時代) 村中知(少年期) |
CGS参番組および鉄華団に所属する少年兵ですが「ヒューマン・デブリ」と呼ばれる売買目的で取引される孤児の1人でもあります。
幼少期に家族の営む商船団が海賊に襲われた際に両親を失い、弟(昌弘)と共にヒューマンデブリとして「人買いに売られた」という過酷な過去の持ち主でもあります。
そのような自身の出生や過去を強く自覚しながら“CGS内のヒューマン・デブリ達のリーダー格”として、彼らの先頭に立ちながら戦ってきました。
基本的には無愛想で排他的な性格の持ち主であり仲間たちともあまり関わりをもたないようにしている反面、ラフタや三日月とのMS訓練には自分から志願してくる上、何十回も続けることでラフタをも参らせました…。
(トレーニングを趣味としており、自身の体力作りにも余念がありません)
オルガが鉄華団の仲間たちを”家族”と呼んだことから、昭弘自身も大切な家族(仲間たち)を守ることに対する強い使命感をもつようになります。
ブルワーズ編で敵対関係として再会した弟(昌弘)にもそのことを強く諭しながら鉄華団へ迎え入れようとした矢先、クダルが乗るグシオンの攻撃で死別させられました…。
戦闘面での機体の乗り換えも行っており、序盤ではモビルワーカーで戦ってましたが、鉄華団が宇宙に上がってからは転売目的で改修されたグレイズ改(元々はクランク二尉のMS)で、そして弟(昌弘)との死別後からは三日月により回収されたガンダムグシオンを大きく改修したグシオンリベイクに乗り換えて終盤まで戦い抜きました。
昭弘以外のヒューマン・デブリについて
上記で記載したように昭弘以外のヒューマン・デブリも複数人所属しており、序盤から三日月たちと共に戦ってきたチャド・チャダーンやダンテ・モグロも昭弘と同じ出自です。
さらにブルワーズでクダルの下で働かされてきた昌弘やアストンもまた、同じくヒューマン・デブリです。
ノルバ・シノ
| 誕生日 | 不明 |
| 出身地 | 不明 |
| 年齢 | 10代 |
| 身長 | 193cm |
| 搭乗した機体(MSなど) | モビルワーカー、流星号(グレイズ改弍) |
| CV | 村田太志 |
CGS参番組および鉄華団に所属する少年兵かつユージンやビスケットたちと共にオルガの立ち上げた鉄華団の中心メンバーとなります。
同じ古参メンバーであるユージンとつるむことが多く、何気に彼を茶化すことも多いですが、それも彼の緊張感をほぐすためです。
さらに、鉄華団の年少組や訪れた先で出会った子供たちの面倒を見るなど“面倒見の良い兄貴肌”であり「鉄華団のムードメーカー的存在」を担ってきました。
大柄な体格を活かしての“白兵戦のスペシャリスト”であり、戦闘面もテイワズ編まではモビルワーカー部隊や白兵戦部隊の指揮を中心に行い、突入部隊を率いて敵艦制圧の任に就いていました。
しかし、昭弘がグシオンリベイクに乗り換えてからは、彼が使っていたグレイズ改をピンク色に塗装し「流星号」と名づけたMSを駆りながらのMS戦メインという戦闘スタイルに切り替わっています。
終盤でのエドモントンでの戦闘でグレイズアインに敗北して瀕死の重傷を負いますが、1期では同じく敗北したラフタやアジーと共に生き延びて生還を果たしました。
タカキ・ウノ
| 誕生日 | 不明 |
| 出身地 | 不明 |
| 年齢 | 13歳 |
| 身長 | 182cm |
| CV | 天﨑滉平 |
CGS参番組および鉄華団に所属する少年兵です。
部隊内では主に伝令や補給と言った雑用全般を担当しますが、戦闘でも後方で仲間を支える重要な役割を担ってきました。
また、持ち前の明るい性格と面倒見の良さも活かして特に幼いメンバーをまとめるリーダー格も務める一方で「三日月への強い憧れ」も抱きながら背伸びをしている部分もあります。
ブルワーズ編で昭弘と共に哨戒任務に就いた際にブルワーズのマン・ロディからの襲撃を受けたことで瀕死の重傷を負いますが、テイワズのお目付役として鉄華団に同行していたメリビットの適切な処置により、一命を取り留めています。
その後も三日月たちと共に多くの激戦を駆け抜けた末、終盤では戦死した“ビスケットの帽子”を引き継ぐ想いで被った上でエドモントンでの戦闘でオルガの乗るモビルワーカーに同乗する形で前線で戦い抜きました。
タカキは唯一の家族である妹のフウカを学校へ通わせるための学費を稼ぐために少年兵になった経緯をもち、同じ”妹を養う者同士”のビスケットとも良好な関係性を築いていました。
タカキ以外の年少組について
鉄華団にはタカキと近い年齢の年少組メンバーも多くおり、競争心が高いライドや雪之丞の下で整備係として働くヤマギもまた年少組に入ります。
アトラ・ミクスタ
| 誕生日 | 不明 |
| 出身地 | 不明 |
| 年齢 | 10代 |
| 身長 | 150cm |
| CV | 金元寿子 |
火星の独立自治区「クリュセ」のハバにある雑貨屋で働く少女で、CGSへの食糧運搬も行ってきました。
(文字の読み書きは雑貨屋の女店主に習ってきたため、一通りの字を読む事ができます)
物心ついた頃から既に両親はおらず天涯孤独の身で、幼少期は”水商売の雑用係”として働いていました。
しかし、そこで受け続けてきた暴力などの虐待に耐えかねて出奔する中、空腹で動けなくなっていた中で出会った三日月に助けられました。
そのような経緯もあり“三日月への淡い恋心”を抱くようになり、手作りした揃いのブレスレットを「御守り」として渡しています。
その恋心も影響して、三日月と親密になっていくクーデリアのことを強く意識するようになり、アトラ自身も「鉄華団の炊事係」となって地球へ地球へ向かう旅に同行しました。
地球への旅に出た当初はクーデリアを恋敵として見ることもありましたが、イザリビ艦内で接していくうちに年上の女性として尊敬するようになります。
ドルト2で自身がクーデリアであると勘違いされた際に自らクーデリア名前を名乗り、身代わりとなって拷問を受けたのもまた“クーデリアを想っての行動”だったのです。
また、旅の途中で出会ったタービンズのアミダやラフタ達とも親密な関係性を築きます。
MSなどでの戦闘能力はありませんが、終盤ではメリビットと共にエドモントンの戦闘で負傷した鉄華団メンバーの治療を懸命にこなした末、生き延びた三日月たちと共に火星へ帰還しました。
ナディ・雪之丞・カッサパ
| 年齢 | 不明 |
| 身長 | 210cm |
| CV | 斧アツシ |
CGSおよび鉄華団に所属する壮年の整備士です。
CGSに所属していた大人たちの中では良識ある男性であり、オルガや三日月を始めとした少年兵達の数少ない理解者として皆から「おやっさん」と呼ばれながら慕われています。
それ故に鉄華団の地球への旅立ちにも同行しては最年長者として少年兵たちに頼られる事も多い一方、三日月からの無茶振りに振り回されることも多かったです。
鉄華団に残った“ほぼ唯一の正規の整備士”であったため、MSに関しては若い頃にいじった程度の知識しかなく専門外な面もあるため、序盤では300年以上前の機体であるバルバトスの整備に対して苦言を呈することもありました。
それでもテイワズと提携してからは、エーコから教わる技術を参考にMSの整備を学び、少年兵達に的確な整備指示を出せるまでに成長を果たしています。
また、終盤でメリビットを支える一面も見せますが、そのような行動が後の2期でさらに親密な関係性へと発展します。
デクスター・キュラスター
| 年齢 | 不明 |
| CV | 江越彬紀 |
鉄華団の会計担当で、雪之丞やメリビットと共に鉄華団に所属する数少ない大人です。
元々はCGSで会計を担当していた男性であり、オルガ達の反旗でトドやハエダ達と共に捕虜とされた中、自らCGSを出ていくことを宣言しますが、会計能力に目をつけたビスケットから残るように言い渡されたまま、半ば無理矢理に鉄華団に入ることとなりました。
ほぼ強制で残ることとなりながらも柔和な性格でもあったため、自身の仕事をこなしながら「鉄華団」に馴染んでいきます。
また、自分たちの力で次々と苦難を切り開く鉄華団を見ながら少年たちを尊敬していくようになりますが、デクスターも自身の真面目で確実な仕事ぶりや少年たちにも真摯に接する態度が功を奏して、オルガからも信頼されるようになり「デクスターさん」と呼ばれるようになりました。
メリビット・ステープルトン
| 年齢 | 不明 |
| CV | 田中理恵 |
鉄華団の「財務アドバイザー兼監視役」としてイサリビに派遣された女性です。
かつてテイワズの銀行部門に勤務していた経歴を活かしながら、団内での財政管理や経理を担当してきており、その優秀さには名瀬もが太鼓判を押しています。
さらに、経理担当として以外にも医療技術にも優れており、ブルワーズ編では皆が狼狽えて動けない中でも迅速な動きと高い判断能力で重傷を負ったタカキへの的確な処置も行い一命を救っています。
また、ドルトコロニーでのフミタン死亡後からは、彼女の後任として「イサリビの通信オペレーター」としての任もこなしました。
終盤も長期化したエドモントンでの戦闘で負傷した少年兵たちのの治療に専念しながら、鉄華団の行く末を見届けるために戦場に残ったのです。
火星都市「クリュセ」
ここからはクーデリアなど、クリュセに住むキャラクター達を厳選して紹介します。
本シリーズ作品の世界での火星では、いくつかの都市や農業プラントが点在する他、クーデリアの生家も市街地にあります。
また、CGS(後の鉄華団)本部もクリュセから車でしばらく走った場所に建てられています。
街ではオフィスビルや住宅が立ち並んでおり、一見は栄えているように見えます。
しかし、地球の植民地支配の吸い上げや火星資源の枯渇で“貧富の差”が拡大したことが原因で、路地裏ではスラムが出来るほどに多くの孤児がたむろしていることで治安が悪化していることも大きな特徴の1つです。
クーデリア・藍那・バーンスタイン
| 誕生日 | PD307.8月4日 |
| 出身地 | クリュセ独立自治区 |
| 年齢 | 16歳 |
| 身長 | 173cm |
| CV | 寺崎裕香 |
本シリーズ作品のヒロイン枠の少女で、火星の独立自治都市「クリュセ」の代表首相ノーマンの娘です。
クリュセ独立運動の先頭に立ち、まだ16歳という若さで既に大学での修学経験もあり、独立運動家をまとめた「ノアキスの七月会議」を成功させたことから注目を集めてきました。
さらに、己の信念に基づき両親から離れ、鉄華団へ護衛を依頼する形で三日月たちと共に“火星独立のための戦い”に身を投じていきます…。
しかし、その優れたカリスマ性と行動力を父親(ノーマン)から危険視されていることや母親(朋巳)にも自身の活動を理解してもらえないことが原因で、肉親よりも従者であるフミタンへの強い信頼を寄せてきました。
ただ、そのフミタンとの時間も最後までは続かず…
ドルト3で出会ったモンターク(マクギリス)から”フミタンの正体”を聞かされたり、協力者となってくれたはずの”ノブリスの刺客”から命を狙わられた末、フミタンと死別させられる結果を招きました。
それでも悲しみを乗り越えて「自分にしか出来ないこと」を模索および実行しながら旅を続けた末に地球へ到着します。
その地球で対面した蒔苗にも一歩も引き下がることなく交渉しており、贈収賄の嫌疑によって首長の座を追われた彼をアーヴラウ首都エドモントンへ送り届ける事を確約しました。
そして、オルガ達の協力も得ながらその依頼を完遂させ、鉄華団メンバーと共に“ハーフメタル利権”を勝ち取ったのです。
クーデリアは本シリーズ作品で最も成長を果たしたキャラ?
本編開始より前から持ち前の頭脳や高いカリスマ性を発揮していたクーデリアですが、何不自由ない生活を送り続けた影響により、序盤では自活能力の低い“世間知らずなお嬢様”という印象も目立っていました。
(ひどい時には三日月から邪魔者扱いされたことも…)
それでも炊事や農業、雑務等による重労働に嫌悪感や忌避感を抱いている様子はなく、適応力は意外に高いのです。
また、フミタンとの死別で心に深い傷を負いながらも引き篭もることなく、MS戦とは大きく違う形での過酷な戦いを切り抜けられながら心身ともに大きく成長してきました。
また、終盤でも自身に襲いかかるグレイズアインの前でも怯む様子を全く見せない上、クーデリア自身も大声で応える形で決死な抵抗を見せたのです。
フミタン・アドモス
| 誕生日 | 不明 |
| 出身地 | クリュセ独立自治区 |
| 年齢 | 不明 |
| 身長 | 185cm |
| CV | 内山夕実 |
バーンスタイン家に仕える侍女で「クーデリアの付き人」として働きながら、彼女が目指す地球への旅に同行しました。
口数の少ない寡黙な性格の持ち主ですが、クーデリアからの信頼は強く、様々なアドバイスを送ったり必要な時にはクーデリアの代わりに会議の場を取り仕切るなどマネージャーとしても立ち回ってくれます。
さらに機械の扱いにも長けており、イザリビ艦内での通信手段を確立させたことにより、ビスケットからの指名で「イサリビの通信オペレーター」としても働き、出撃した三日月たちのサポート役までこなしてくれました。
しかし、その正体はノブリスにより送り込まれた「クーデリア暗殺のためのスパイ」であり、ドルト2へ降りてからはその暗殺計画にも加担します。
そんな中でドルト3で出会ったモンターク(マクギリス)からクーデリアもいる中で自身の正体をバラされたため、その時点で“クーデリアとの決別”を実行した上で去っていきました。
その後にノブリスからの命令により、16話で再びクーデリアの元へ戻ろうとしますが…
ノブリスの刺客の狙撃から身を挺してクーデリアを庇い凶弾に倒れて、最期の言葉を伝えながら死亡しました。
この時点でフミタン本人は本編から退場したものの、その後の“クーデリアの成長”に貢献したり、後の2期でクーデリアにより“アドモス商会”が作られるなど、フミタンの存在感は残り続けたのです。
タービンズ
ここからは名瀬やラフタなど、タービンズのメンバーを紹介します。
タービンズは木星圏を主な活動拠点とする複合企業「テイワズ」の輸送部門を担当する下部組織ですが、ギャラルホルンの監視の目をかいくぐりながら物資の輸送を行うこともあります。
さらに裏航路にも精通しており、そこを根城に暗躍する海賊に対抗するための戦力を保有する武闘派としても知られています。
名瀬・タービン
| 年齢 | 不明 |
| 搭乗した機体(戦艦など) | ハンマーヘッド |
| CV | 鳥海浩輔 |
「タービンズ」を率いるリーダーです。
まだフリーランスの運び屋だった頃に出会ったアミダと共に組織を瞬く間に急成長させていった実力者であり、テイワズのトップであるマクマードとも“親子盃”を酌み交わす程に強く信頼されています。
情に厚い人情家ですが婚姻意識に関しては自由奔放なスタンスを採っており、第一夫人(アミダ)を側に置きつつもラフタを始めとした幾人もの女性とも交際しながら彼女達の間に同じ年頃の乳児だけでも5人、さらには地上の学校に行っている子供たちまで設けています。
そのように多くの子供たちをもつ名瀬ですが、少年兵に阿頼耶識手術を施す風潮を良く思っておらず、傘下のパイロット達にも阿頼耶識を受けさせていません。
自身の職業柄から顔が広くCGSから逃亡したマルバとも顔馴染みであり、そのマルバの要請を受けた上でイザリビとコンタクトした形でオルガ達と出会いました。
その時は名瀬自身から出した提案による交渉が決裂したため、MS戦や戦艦同士の激戦に発展しますが、自身の予想を遥かに超えた鉄華団の度胸や戦闘能力を認めた末、再び鉄華団と交渉の場を設けます。
そして、オルガ達をテイワズの本部「歳星(さいせい)」への招待した上、自らが親父と呼んで慕うマクマードとの交渉手段等の伝を用意した末にオルガと“義兄弟の盃”を交わしました。
それ以降も「鉄華団の後見人」として鉄華団の旅に同行した上、ラフタとアジー、さらにエーコの3名をバックアップとして鉄華団に派遣するなど、裏方として尽力してくれます。
アミダ・アルカ
| 年齢 | 不明 |
| 搭乗した機体(戦艦やMS) | ハンマーヘッド、 百錬(アミダ専用機) |
| CV | 田中敦子 |
“名瀬の第一夫人”であり、常に名瀬の側で支え続けてきた女性です。
タービンズが組織規模を拡大させたのは、アミダが傭兵時代に関わった輸送組織を束ねた結果でもあります。
「男の度量は愛の大きさで決まる」という持論をもち、アミダ自身もそれを実行してみせる名瀬に対して絶大な信頼を置いています。
男勝りな性格ですが“面倒見の良い姉御肌”であり、名瀬のハーレムで生まれた子供達に対しても我が子と同じように愛します。
さらにラフタやアジーを始めとした他の女性たちに対しても”かわいい妹分”と見ながら優しく接していました。
その人柄の良さから部下達からは「姐さん」という愛称で、そして子供達からは「大きなお母さん」と呼ばれながら慕われています。
戦闘能力も非常に高く、自身の豊かな実戦経験を活かした高いMS操縦技術をもち、自分の百錬よりもスペックが上の機体をも苦戦させる程です。
さらに初見武器の攻撃パターンを見切る能力にも優れており、7話では昭弘の予想外な戦法に驚きながらも殆ど避けきっていました。
鉄華団がテイワズ傘下に入った後からは名瀬と共に年長者として少年たちを支え続けており、終盤では名瀬と同じく前線に出ることまではできずに終わったものの、エドモントンでの激戦が終結した後にはアミダも地球へ降下し、生き延びたアジーを可愛がっていました。
ラフタ・フランクランド
| 出身地 | 不明 |
| 年齢 | 不明 |
| 身長 | 不明 |
| 搭乗した機体(MS) | 百里、漏影 |
| CV | 日笠陽子 |
タービンズに所属する女性パイロットであると同時に“名瀬の恋人の1人”でもあり、彼に対して「だーりん」と呼びながら慕っています。
幼少期からタチの悪い男性オーナーが主催する違法輸送会社で働いていましたが、そこで出会った名瀬とアミダにより救われたことでタービンズで働き始めた経緯をもちます。
快活な性格の持ち主で出撃前にネイルの手入れをするなど、普段は見掛け相応の素振りを見せる一方で、百里の操縦によるパイロットとしての技量は極めて高いです。
7話で鉄華団との戦闘が始まった際には、三日月の駆るバルバトスをも得意の高機動戦闘で翻弄して見せるなどの互角の戦いを繰り広げました。
そして、自分と互角の戦いに引き込んだ三日月への強い興味を抱くようになり、歳星への移動中は昭弘も加えた3人でのシミュレーション訓練に明け暮れます。
名瀬とオルガが義兄弟の盃を交わした後からもアジーと共に前線で戦いながら鉄華団の大きな助けにもなってくれたのです。
地球降下後からも百錬を改修(偽装)した漏影に乗り換えて、鉄華団の最終目的地であるエドモントンに同行しました。
終盤でのエドモントンでの戦闘ではオルガがエドモントン市街へ突撃するタイミングを見計らってシノたちと共に敵部隊を強襲して大打撃を与えます。
その戦闘中にいきなり現れたグレイズアインには敵わず機体を撃破されて負傷しますが、シノやアジーと同じく無事に生還を果たし、戦闘後にエドモントンへ到着した名瀬と熱い抱擁を交わしていました。
アジー・グルミン
| 出身地 | 不明 |
| 年齢 | 不明 |
| 身長 | 不明 |
| 搭乗した機体(MS) | 百錬(アジー専用機)、漏影 |
| CV | 國立幸 |
ラフタと同じくタービンズに所属するMSパイロットかつ“名瀬の恋人の1人”でもある少女です。
活発な性格や話し方のラフタとは正反対に、冷静沈着に作戦を遂行します。
普段もクールに振る舞う一方で子供たちへよ面倒見が良く、情にも脆い一面もあります。
そのような性格や振る舞いにより、ラフタたちが名瀬にハッキリと甘える姿を見ながら一歩退いて見守ることが多いですが、そのような姿をアミダから可愛がられて照れる姿も見せていました。
鉄華団の地球降下の際にはラフタと共に漏影に乗り換えた上でギャラルホルンと戦い続けます。
終盤でのグレイズアイン戦で敗北したものの、最後まで生き延びて名瀬や鉄華団と共に生還しました。
エーコ・タービン
| 出身地 | 不明 |
| 年齢 | 不明 |
| 身長 | 不明 |
| 搭乗した機体(戦艦など) | ハンマーヘッド |
| CV | 久保ユリカ |
タービンズのスタッフで、名瀬から“タービン姓”を授かった少女の1人です。
「ハンマーヘッドのブリッジクルー」であると同時に、整備士としてMS整備も手掛けます。
整備士としても優秀で、宇宙育ちながらも地上用の機体セッティングもこなしており、現地改修案も提示する程の高い知識と腕前を備えます。
さらに自身のもつ知識や技術を同じ整備士として働く雪之丞にも親切に伝授してくれました。
エーコもまた、鉄華団の地球降下でラフタやアジーと共に“鉄華団のバックアップ係”として同行しており、主に漏影の整備を主に担当しました。
ブルワーズ
ここからはブルワーズのパイロットたちを紹介します。
ブルワーズは火星〜地球間の裏航路を中心に活動する宇宙海賊であり、十数機にも及ぶMSまで保有する武闘派として恐れられています。
主にアリアドネラインのルート外を航行する商船などを襲撃しては、強奪・殺戮・破壊行為および人身売買目的の誘拐まで実行します。
組織規模の大きさに比例して必要となる人員をヒューマンデブリから賄ってきた上に阿頼耶識システムまで施術されて強制的に働かされてきたパイロットには昌弘(昭弘の弟)や後に鉄華団に加入するアストンもいました。
昌弘・アルトランド
| 年齢 | 不明 |
| 搭乗した機体(MS) | マン・ロディ |
| CV | 山下誠一郎(本編の時代) Lynn(少年期) |
昭弘の実の弟ですが、幼少期に宇宙海賊の襲撃によって両親を失い、兄と共にヒューマン・デブリとして人買いに売られた過去をもちます。
その後に昌弘だけがブルワーズへ売られたため、兄(昭弘)とも生き別れとなりながら生きてきました。
ブルワーズで阿頼耶識システムを施術された上、クダルの下で「マン・ロディのパイロット」としてこき使われる日々を送ってきたのです。
そのような同じ境遇に置かれた仲間たちを守るために敢えて自分だけで罰を受けるなど“強い責任感”の持ち主でもあります。
クダルからの命令で地球へ向かう鉄華団とタービンズを襲撃した中で交戦したグレイズ改に搭乗中の昭弘との思いがけぬ再会を果たしました。
それから二度目の交戦で昭弘の説得を受ける中、兄に鉄華団という新たな家族が出来たことを知った途端「兄への強い嫉妬心」を露わに出しながら明確な敵意を示しますが、家族の情を完全に捨てきることまでは出来ず、クダルの乗るガンダムグシオンの一撃から兄(昭弘)をかばい、身代わりとなって死亡しました。
クダル・カデル
| 年齢 | 不明 |
| 搭乗した機体(MS) | ガンダムグシオン |
| CV | 織田圭祐 |
ブルワーズのMSパイロットで、ブルック艦長に次ぐ実質的なナンバー2に位置する実力者です。
パイロットとしての戦闘能力も高く、自機となるガンダムグシオンで昌弘やアストンも含めたヒューマン・デブリの少年たちを従えてMS部隊の指揮も執ります。
しかし、クダルにとってヒューマン・デブリの少年たちを“道具や消耗品”としてしか見ておらず、作戦で失敗した者や機体を損傷させた者への体罰による制裁にも容赦ありません。
鉄華団とタービンズを獲物と定めた上、三日月が乗るバルバトスに対する強い興味心を抱きながら執拗に追い詰めます。
しかし、昌弘の自身を犠牲にしての行動により失敗に終わった末、バルバトスの太刀でグシオンの装甲の隙間からコクピットを貫かれたことで死亡しました。
それでも死に際に三日月の戦い方に対して「人殺しを楽しんでいる」と激昂しながらの捨て台詞を残したことで、三日月の心にしこりを遺しています。
ブルック・カバヤン
| 年齢 | 不明 |
| CV | 武虎 |
ブルワーズの頭領かつ艦長です。
マクギリスの配下となったトドからの依頼を受けたことでクーデリアを狙い、鉄華団とタービンズを襲撃しますが、クダル達の敗北により失敗に終わります。
その後は捕らえられながらオルガや名瀬からの脅迫にも近い尋問を受けた末、これまでの代償として戦艦1隻と全MSを没収されたことで破産しました。
ギャラルホルン
ここからはギャラルホルンのパイロットや権力者を紹介していきます。
ギャラルホルンは、厄祭戦後の時代で地球の各国連合の総意により、治安維持を目的に設立された武力組織です。
(組織の前身はアグニカ・カイエルにより創始されました)
7つの家門に別れた「セブンスターズ」と呼ばれる創始者の末裔たちによって管理および運営され、組織の存在自体が戦争に対する一種の抑止力として機能してきました。
しかし、その管理などが人類の生活圏の全域に及んでいないことが現状である上に、実権を握るセブンスターズも代を重ねるごとに腐敗や硬直化が進行するなど、組織そのものが悪い方向へ進んでいる状況です。
そのような惨状を嘆く者も多い中、本編の時代ではマクギリスが鉄華団を利用した上で暗躍する形で組織の改変を目指していました。
マクギリス・ファリド
| 誕生日 | 不明 |
| 出身地 | 不明 |
| 年齢 | 不明 |
| 身長 | 200cm |
| 階級 | 特務三佐 |
| 搭乗した機体(MS) | シュヴァルベ・グレイズ(専用機)、 グリムゲルデ |
| CV | 櫻井孝宏(本編の時代) 藤原夏海(幼少期) |
ギャラルホルンの監査局に所属する監査官です。
表向きでは”ファリド家の出身”かつセブンスターズの一家門“ファリド家の跡取り”とされていますが、実は孤児でありファリド家の当主(イズナリオ)によって「妾の子」として引き取られたため、当主イズナリオの実子ではありません。
(イズナリオとマクギリスに血のつながりがないことも組織内では周知の事実とされています)
同じギャラルホルンかつセブンスターズの家系のガエリオやカルタとは“幼馴染同士”という関係性な上、カルタからは幼少期に出会った頃から好意まで寄せられていました。
それでも、最後までカルタと結ばれることはなく、ガエリオの妹(アルミリア)と“親同士が決めた政略結婚”をして結ばれています。
アルミリアとの政略結婚に応じたのは、マクギリス自身が抱く「組織の改革」という真の目的を果たすための過程に過ぎず、共に戦うガエリオやカルタを言葉巧みに操ってきた上“モンターク”としてクーデリアへ接触しながら三日月たち鉄華団まで利用してきました。
その結果、終盤で用済みとなったガエリオやカルタを戦死(ガエリオの方は生き延びますが)させた上、義父(イズナリオ)を失脚させたことでファリド家とボードウィン家を手中に収めます。
しかし、これらの結果もマクギリスにとってはまだ”目的を果たすための道のり”に過ぎず、後の2期から本格的にギャラルホルン改革のために奔走していきます…。
マクギリスの高すぎる能力と強さ
マクギリスの高すぎる能力や強さは1期では最強格であり、明晰な頭脳と冷静な判断力に加えて鋭い洞察力も併せもちます。
それらの高い能力を駆使しながら、小さな綻びや不正も決して見逃さないなど、監査官として高い手腕を振るってきますが、ガエリオからは「優秀すぎる上官(マクギリス)をもつと部下たちが苦労する」と皮肉めいた褒め言葉をもらっています。
マクギリスの明晰な頭脳は戦闘面でも大いに活かされており、自分専用にカスタマイズされたシュヴァルベ・グレイズで出撃した中、その頭脳をもって状況や三日月の強さを解析しながら確実に追い詰めるなど、パイロットとしての実力も極めて高いです。
(三日月たちがもつ阿頼耶識システムの開発経緯やその特性など、厄祭戦当時の情報にも精通しています)
地球降下での戦闘でもモンタークとしてグリムゲルデに乗り換えた上で出撃しては三日月に助太刀しており、自分たちに攻撃してくるカルタの部下たち(グレイズリッター)を的確に仕留めてきたことで三日月からも実力を認められながら大気圏内での戦闘を任されることもありました。
さらに終盤でも地球でガエリオの心を動揺させながら、彼が搭乗していたガンダムキマリストルーパーを破壊することで倒しています。
ガエリオ・ボードウィン
| 誕生日 | 1月22日 |
| 出身地 | ボードウィン家 |
| 年齢 | 不明 |
| 身長 | 202cm |
| 階級 | 特務三佐 |
| 搭乗した機体(MS) | シュヴァルベ・グレイズ(専用機)、 ガンダムキマリス、 ガンダムキマリストルーパー |
| CV | 松風雅也(本編の時代) 潘めぐみ(幼少期) |
ギャラルホルンの監査局に所属する武官であり“マクギリスの補佐”を務める男性です。
ボードウィン家の跡取りであり、初代ボードウィン家当主(ガーギン)の子孫でもあります。
飄々とした態度や少し粗暴な言動が目立ちますが、育ちの良さもあって正義感が強く、第2クールから自身の直属の部下となったアインの出生や経歴について差別しないなど、相応の礼節を弁える一面ももちます。
さらに、ガエリオにとって鉄華団追撃は当初は火星で煮え湯を飲まされたことへの腹いせでしかありませんでしたが、アインと交流を深める内に彼の一途さに心をうたれた影響で「アインの悲願達成」へと変化していったのです。
マクギリスに対しては経歴を抜きに彼の能力を認めており、彼の本心と向き合おうと努力を重ねてきた上、妹(アルミリア)との政略結婚についても何かと気遣っていました。
しかし、人体改造に対しては強い嫌悪感を抱いており、阿頼耶識システムの施術を行った者を「人間ではない」と断言した上、実際に利用する三日月たちを蔑みながら「宇宙ネズミ」などと酷い呼び方までしていました。
ガエリオもマクギリスに一歩劣るものの高い戦闘能力をもち、腐敗の進むギャラルホルンの改革を望む点はマクギリスとも共通しています。
それでも終盤ではキマリスに搭乗する自身の前にグリムゲルデで立ち塞がってきたマクギリスの攻撃に倒されたことで、長い期間にわたる療養生活を強いられます…。
カルタ・イシュー
| 誕生日 | 不明 |
| 出身地 | イシュー家 |
| 年齢 | 不明 |
| 身長 | 不明 |
| 階級 | 一佐 |
| 搭乗した機体(MS) | グレイズリッター |
| CV | 井上喜久子 |
ギャラルホルンの地球外縁軌道統制統合艦隊司令官です。
イシュー家の1人娘であると同時に“初代イシュー家当主(アルゾナ)の子孫”でもあります。
感情の起伏が激しい面と誇り高さが目立つ一方で、純情な乙女の心情も持ち合わせます。
また、幼少期の頃から負けず嫌いなお転婆娘でしたが、初めて見た途端にマクギリスに一目惚れしていました。
また、普段は自分の部下たちに厳しく檄を飛ばしますが、その部下たちが危機に至ればすぐに救助を向かわせたり死亡した部下を悼むなどの“面倒見の良さ”も併せもちます。
艦隊指揮官としては実戦経験がほぼ皆無なこともあり想定外の事態には弱く、戦場であっても己の価値観や陣形の維持、正々堂々さを優先するなど、戦場を正しく戦場と認識できていない未熟な面も目立ちました。
その一方でMS操縦技術や戦闘センス高く“取り乱した後の立て直しの速さ”や”敵の意表を突く奇襲作戦”などで、その才覚の鱗片も見せます。
地球のミレニアム島で鉄華団と交戦する中でビスケットを討つちますが、その行動が三日月の怒りを買ってしまい、バルバトスの攻撃を受けて撤退を余儀なくされました。
続く雪原地帯での戦闘ではカルタから「決闘」と称しながら正々堂々と挑むつもりが、その提案を無視した三日月の不意打ちで先手を取られた挙句、氷の張った湖に機体を叩きつけられコクピットに冷水が浸水し一気に衰弱してしまい、涙ながらにマクギリスに助けを求めます。
そんな窮地も駆けつけてくれたガエリオに救出されるも既に遅く…
カルタ自身の重傷とコクピット内に侵入した冷水や寒冷地の外気により“低体温状態”に陥り「想い人(マクギリス)への謝罪」を繰り返しながら戦死しました。
アイン・ダルトン
| 誕生日 | 不明 |
| 出身地 | 不明 |
| 年齢 | 不明 |
| 身長 | 178cm |
| 階級 | 三尉 |
| 搭乗した機体(MS) | グレイズ(量産機)、 シュヴァルベ・グレイズ(ガエリオ機) グレイズアイン |
| CV | 内田雄馬 |
ギャラルホルン火星支部に所属する新米パイロットで、1話でのCGS襲撃作戦に於いて初陣を果たしました。
義理堅く一途な性格の持ち主で、その真面目さと正義感の強さを持ち合わせています。
その性格ゆえ、非戦闘員への攻撃などに対する抵抗感をもちますが、自身が悪と判断した場合はその限りではありません。
地球出身の父親と火星出身の母親から生まれたハーフという出生が原因で、純粋な地球出身の士官達から差別を受けていましたが、クランクとの出逢いや会話から自分を取り戻すキッカケとなりました。
しかし、初陣となった戦闘で三日月のバルバトスに翻弄されるまま敵わぬ上、その後に尊敬する直属の上官(クランク)を失います。
それ以降からは「クランクの仇討ちと無念を晴らすため」という理由で鉄華団追撃部隊に志願してからは、ガエリオの部下となり、彼のシュヴァルベ・グレイズを借り受けて再戦しました。
しかし、その地球軌道での再戦でガエリオを庇って瀕死の重傷を負い、損傷した臓器の機能を機械で補わなければ生きていけない身体となります。
そのような身体状態でも戦い続けてバルバトスを倒したい思いやマクギリスからの説得を受けたガエリオの決断により、禁忌とされる阿頼耶識システムを施術された上に、専用機となるグレイズアインを与えられた状態で終盤のエドモントンでの戦闘に参戦しました。
新たに施された阿頼耶識システムにより、アイン自身をも想像を絶する強大な力と速さでラフタやアジー、シノの機体をも簡単に倒しますが、その代償として完全に精神が破綻ながら狂気な口調や性格に変わっていました。
そして市街地でオルガやクーデリアたちの前に立ち塞がる中、駆けつけてきた三日月との最終戦を迎えます。
その強大な力と狂気にのまれた攻撃で三日月をも追いつめますが、バルバトスとの接続を限界まで強めた三日月の常人離れした強さにアインも追いつけなくなり、最終的にはコクピットを太刀で貫かれたことで敗北および死亡しました。
それでも、この時点で完全に退場したわけでなく、後の2期では”アインの脳の一部”がグレイズアインの阿頼耶識システムと共に、ガエリオの「ガンダムヴィダールの疑似阿頼耶識システムのコア」として使用される形で、ヴィダールという仮面を被ったガエリオに大きな力を与え続けます。
クランク・ゼント
| 年齢 | 不明 |
| 階級 | 二尉 |
| 搭乗した機体(MS) | グレイズ(指揮官機) |
| CV | 間宮康弘 |
ギャラルホルン火星支部実働部隊所属のMSパイロットで、登場時はアインやオーリスの直属の上官でもありました。
実直さに満ちた軍人であり、三日月たちのような子供が銃やMSなどで戦うことに疑問を抱く上、戦闘や任務遂行よりも仲間や部下たちの命を優先するなど、部下想いな人格者です。
パイロットとしてはベテランの域に達する実力者ですが、阿頼耶識システムを駆使する三日月には敵わず、1話でのCGS襲撃時も3話で自ら挑んだ再戦時も敗北しました。
3話で挑んだ決闘には三日月たちをCGSから救う意図もありましたが、この時点でマルバたちほとんどの大人が撤退(または死亡)してオルガに掌握されていたこと、さらに自分から出した助け舟による提案も三日月に速攻で拒絶されています。
その結果、自ら自身の介錯(人殺し)を頼む形で三日月が放つ銃弾に撃たれて死亡しました。
その後もクランクのグレイズは転売されることなく、改修されながら後の戦闘で昭弘やシノの専用機体として利用され続けます。
アルミリア・ボードウィン
| 誕生日 | 不明 |
| 出身地 | ボードウィン家 |
| 年齢 | 9歳 |
| CV | 加隈亜衣 |
セブンスターズの内の1つであるボードウィン家出身の令嬢で、ガエリオの年の離れた実妹です。
実兄であるガエリオに対してはそっけない態度を取ることが多く口喧嘩も絶えませんが、それでも兄(ガエリオ)を心から心配する理解者の1人でもあります。
まだ年端もいかない少女ですが、1期の時点でファリド家の養子であるマクギリスと結ばれました。
結婚自体は親同士の決めた政略的なものですが、それでもアルミリア自身はマクギリスに対する好意を抱き「マッキー」と呼びながら慕っています。
マクギリスからも“ボードウィン家やセブンスターズの実権を握るための道具”でしか見られなかったものの、それでも彼に大切にされていたことも事実です。
アーヴラウ首都エドモントンでのギャラルホルンと鉄華団との戦闘でマクギリスの口から“兄の戦死”を知らされて悲しみますが、1期の時点ではその兄を手にかけた者が自身の敬愛するマクギリスであることを知らぬまま終わりました…。
イズナリオ・ファリド
| 誕生日 | 不明 |
| 出身地 | ボードウィン家 |
| 年齢 | 9歳 |
| CV | 速水奨 |
セブンスターズの内の1つであるファリド家の当主であり、ギャラルホルン地球本部ヴィーンゴールヴの司令官でもあります。
孤児であったマクギリスの養父になったのは自身の”稚児趣味”という性癖のためであり、マクギリスへの性的虐待を続けたために、マクギリスとの関係は芳しくない上、本編の時代でも避けられています。
それでも政治家としては狡猾かつ野心的で勢力拡大のための政争に余念がなく、マクギリスを政略結婚に利用することもありました。
それでもカルタの後見を務めるなど、セブンスターズ内部での地位を着実に固めた上、アーブラウのアンリとのコネクションも作って自身の権力を盤石にしようとしていました。
しかし、エドモントンでの戦闘後に鉄華団の活躍やマクギリスの手回しによって失脚させられたことで、歴史の表舞台から姿を消した。
モンターク商会
ここからはモンターク商会の者たちを紹介していきます。
モンターク商会は、人々の生活の質の向上を目指して設立された商会であり、食料や機械など幅広い分野を網羅して商っているというのが表向きの名目ですが、本編では主にモンターク(マクギリス)が自分の目的を果たすためにクーデリアや鉄華団に接触する形で経営していました。
モンターク
| 年齢 | 不明 |
| 身長 | 200cm |
| 搭乗した機体(MS) | グリムゲルデ |
| CV | 櫻井孝宏 |
ドルトコロニーでクーデリアとフミタンの前に現れた「仮面の男」ですが、その正体はマクギリスです。
(仮面で素顔を隠していても同じ声質や声優の影響でファンや視聴者からは初登場した15話の時点で一発バレしてましたが…)
クーデリアに対して“ノブリスの目的”や”フミタンの正体”を語り戸惑わせますが、後にはクーデリアからの依頼を受ける形で鉄華団と共闘します。
(ちなみに、19話で初共闘した時点で三日月からも正体がバレてしまっています)
また、地球降下後のデスモントンでの戦闘でもガエリオの前に立ち塞がり、自ら正体を明かした上で殲滅しました。
オルガとの会話で、本当の名を聞かれた際には”モンターク”の姓が本名だと答えていたため「マクギリス・モンターク」こそが彼の本名ということになります。
トド・ミルコネン
| 年齢 | 不明 |
| CV | 青山穣 |
CGSに所属する兵士で、参番組の少年兵たちの教育や指導を担当していました。
しかし、その勤務態度はかなり劣悪なものでオルガ達からは全く信頼されておらず「信用に足る仕事をしたことがない」とまで酷評されています。
ギャラルホルンによるCGS襲撃を契機にオルガ達がクーデターを起こして鉄華団を組織した際には彼等の側に就く選択をしますが、オルクス商会と内通してクーデリアの行動をリークするという裏切り行為を働きます。
そのクーデリアの情報をオルクス商会側からさらにギャラルホルンにリークしたことで鉄華団が交戦させられる事態に陥りました。
それでもオルガが事前に策を講じていたおかげでその窮地を乗り切りますが、皆から「裏切り者」として切り捨てられます。
鉄華団を追放されて救命ポッドで彷徨う中でギャラルホルンに回収され、マクギリスの采配でモンターク商会に配属されました。
しかし“マクギリスの部下”となってからは密偵として“鉄華団の追跡や報告”をしながら宇宙海賊「ブルワーズ」をけしかける等の暗躍を続けることでマクギリスの活動を支えるようになります。
その後も“モンターク商会の専務に就任”しては「モンターク(マクギリス)とオルガの交渉の仲介人」まで務めるなど、序盤での小物っぷりからは想像できない程に重要な役割を担ってきたのです。
アーブラウ
ここからはアーブラウの面々を紹介していきます。
アーブラウは厄祭戦終結後に地球の国家群が統合されてできた“4つの経済圏の1つ”で、北米地域からユーラシア北部,東欧地域までの広い経済圏となっています。
蒔苗東護ノ介(まかない とうごのすけ)
| 年齢 | 180歳代 |
| CV | 麦人 |
地球のアーブラウの元・代表である老齢の政治家です。
有力政治家だけに狡猾な面もありますが、根本的には義理堅い男性です。
1期の頃では”贈収賄疑惑”で代表から退いておりオセアニア連邦に亡命していますが、鉄華団の地球降下後にクーデリアと対面します。
クーデリアから申し出られた“火星ハーフメタル資源の規制解放”に関する交渉に応じるものの、彼女の望みをかなえるためには自身が「再度代表に当選する必要があること」を告げました。
それからオルガ達にエドモントンで行われる議会に護送することを要求し、それに応じたオルガやクーデリア、そしてアトラと共に車で向かいます。
その道中でグレイズアインに行く手を阻まれますが、駆けつけてきた三日月が交戦しながら足止めしてくれる中で議会には何とか間に合い、その代表選挙でアンリを退けて再選を果たすことで「アーブラウ代表の座」に返り咲きました。
ラスカー・アレジ
| 年齢 | 不明 |
| CV | 飛田展男 |
牧苗派閥のアーブラウ議員です。
少ない出番の中でも、全体会議で他の議員へ働きかけながら時間を稼ぐことで“牧苗の再選”に貢献しました。
アンリ・フリュウ
| 年齢 | 不明 |
| CV | 沢海陽子 |
アーブラウの女性議員で“牧苗の次期代表の座”を狙っていました。
イズナリオと密かに手を組み、ギャラルホルンに牧苗とクーデリアの到着を阻止することを目論んでましたが、鉄華団の奮戦で失敗に終わりました。
その他
最後は、1期で鉄華団やギャラルホルンに深く関わっていたキャラクターたちを紹介します。
マルバ・アーケイ
| 年齢 | 不明 |
| CV | 宝亀克寿 |
火星の警備会社CGSの社長です。
本編では小心者かつ強欲なブラック企業の経営者と化したため、後に鉄華団となる参番組の少年たちだけでなく、一軍の大人兵士たちからの人望すら皆無です。
1話でのギャラルホルンの襲撃時に自分だけ会社の資金をかき集めいち早く逃亡しますが、オルガ達の策動で会社を乗っ取られました。
その反面、企業経営者としての能力はそれなりの評価をされており、名瀬とのコネを確保している上、経営者としての手腕はオルガからも高評価されていました。
逃亡後に運よく旧知の名瀬と再会した時に“鉄華団への報復”を依頼しますが、鉄華団がタービンズと渡り合っている中で「少年達に阿頼耶識システムを強要していた実態」を自ら喋ってしまいます。
そんなやり方を快く思わない名瀬の怒りを買った上に、名瀬が鉄華団との和解を選んだ結果、テイワズの資源採掘衛星に送り込まれて“タコ部屋労働”をさせられることとなりました。
サヴァラン・カヌーレ
| 年齢 | 不明 |
| CV | 平川大輔 |
ビスケットの兄で、アフリカユニオンの公営企業「ドルトカンパニー」に勤務する男性です。
ドルトコロニーの貧民街の生まれながらも学業で優秀な成績を収めた功績が認められたことで、両親が務めていた工場の経営者一家に養子として迎え入れられました。
その立場もあって、労働者層と経営側とで軋轢のあるドルトカンパニーでも両者の間を取りもつ仲裁役として立ち回りますが、労働者層からは“裏切り者の謗り”を受けるなど、心よい印象は抱かれていません。
そんな生活の中で弟のビスケットと再会しますが、サヴァランは「クーデリアが鉄華団を通じて労働者に兵器類を渡そうとしている」というマスメディアの情報を事前に察知していたため、ビスケットと行動を共にしていたアトラをクーデリアと誤解したまま、ギャラルホルンに突き出してしまいました。
しかし、その行動の甲斐なく、労働者たちのリーダーであるナボナを中心としたデモ活動が実行されてしまいます。
結果的にドルトコロニーで起きた騒乱は、クーデリアの活躍もあって経営陣と労働者層の和解という形で幕を閉じましたが、サヴァラン自身は武力衝突を止めらず、ナボナ達を死なせてしまった無力感や罪悪感に耐えきれないまま自ら命を絶つ形で死亡しました。
マクマード・バリストン
| 年齢 | 不明 |
| CV | 石塚運昇 |
テイワズの代表者で、名瀬たちと“義親子の契り”を結んでおり、彼等からは「親父」と呼ばれながら慕われています。
名瀬からは「圏外圏で一番恐ろしい男」とまで言われていますが、多くの者から畏怖されると同時に尊敬の念も抱かれています。
仁義を重んじる一方で、冷徹なフィクサーとしての顔も併せもちます。
鉄華団と共に歳星へ訪れたクーデリアに対して冷静にテイワズの利益となる選択をするように誘導した上、彼女に資金援助しているノブリスをも抱き込もうとするなど、いくつもの「博打」を仕掛ける豪商でもあります。
また、鉄華団の面子の中で特に”三日月の度量”に惚れ込んでおり「バルバトスのオーバーホールを請け負う」など、時には大胆な選択を行う事も多かったです。
ノブリス・ゴルドン
| 年齢 | 不明 |
| CV | 長克巳 |
火星を拠点とする武器商人であり、圏外圏にもその名を轟かせる程の大富豪です。
マスメディアを抱き込み、情報操作によって民衆の扇動を行う他、必要な場合は暗殺者を送り込んで対象を排除するなど、彼がもつ影響力は絶大です。
非常に冷徹な性格の持ち主であり、自身の利益のためなら勢力も思想も構わず誰とでも手を組む一方で、使えないと判断すれば容赦なく切り捨てるという義理も節操もない強欲さも併せもちます。
また、火星独立運動のパトロンでもあり、クーデリアを始めとした複数の活動家への資金を援助も行いますが、その裏では火星の統治側であるギャラルホルン火星支部のコーラルとも繋がっています。
当初は自身が援助している「クーデリアを悲劇のヒロインとして抹殺すること」で戦争を引き起こすために暗躍しており、その一環としてクーデリアの許へフミタンを間者として送り込んだのです。
しかし、マクマードからもちかけられた取引により、クーデリアと鉄華団は「活躍させ続けた方がより大きな利益を産む存在になる可能性」を認識するようになり、引き続き支援を続ける選択をしました。
まとめ
今回は『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場した人物相関図と共に、主なキャラクター達との関係性や勢力図も紹介してみました。
同じ2000年代で先に放送された『ガンダムSEED』や『ガンダムOO』とは大きく毛色が異なる作品のため、放送開始当初は多くの視聴者を戸惑わせることもありましたが、まだ10代やそれにも満たない年齢の少年たちが協力しながら懸命に窮地を乗り越える姿に感動するファンが急増したことで大ヒット作品へと進化を遂げたのです。
放送から10周年を迎えた今こそ『ウルズハント』のみならず、ほぼ未完のままで終わったコミカライズ作品『月鋼』の連載再開および完全完結させてくれることにも期待したいところですね。








































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