救助の生徒17人のうち16人がけが、骨折や口内裂傷も 沖縄・辺野古転覆事故

引き揚げられた「不屈」。平和丸と合わせて乗っていた高校生16人が負傷した=いずれも16日午後、沖縄県名護市(大竹直樹撮影)
引き揚げられた「不屈」。平和丸と合わせて乗っていた高校生16人が負傷した=いずれも16日午後、沖縄県名護市(大竹直樹撮影)

沖縄県名護市辺野古沖で平和学習中の船2隻が転覆し、同志社国際中高(京都府)の高校2年の女子生徒と船長が死亡した事故で、同校は17日、事故でけがをした生徒は乗船した18人のうち、16人に上ると明らかにした。当初病院に搬送されたのは2人だったが、その後、救出された全員が診察を受け、骨折が判明した生徒もいたという。

記者会見で説明した同校の西田喜久夫校長によると、生徒18人と乗組員3人の計21人全員が転覆によって海に投げ出され、事故から約1時間後に生徒17人が救助された。その後、安否不明だった女子生徒が心肺停止の状態で見つかり、救助された17人のうち2人は負傷していたため病院へ搬送。残りの生徒15人も念のため、病院で診察を受けたという。

搬送された2人のうち1人は歯が抜けたり口内に裂傷を負ったりし、もう1人は打撲やすり傷と診断された。後で診察を受けた15人のうち、指の骨折をしていた生徒が1人いたほか、別の13人についてもすり傷などのけがをしており、治療を受けたとしている。

第11管区海上保安本部は、事故での負傷者は生徒12人と乗組員2人の計14人と発表している。

出航は船長判断と学校側 「海のことはよくわからないので」 安全担保は船長の発言

会員限定記事

会員サービス詳細