アイテム 1 の 2 攻撃を受けた薬物依存者更生病院。アフガニスタン・カブールで3月17日撮影。REUTERS/Sayed Hassib
[1/2]攻撃を受けた薬物依存者更生病院。アフガニスタン・カブールで3月17日撮影。REUTERS/Sayed Hassib
[カブール 17日 ロイター] - アフガニスタンのタリバン暫定政権は17日、首都カブールにある薬物依存者更生病院にパキスタンによる空爆があり、少なくとも400人が死亡、250人が負傷したと発表した。
空爆があったのは16日午後9時(日本時間17日午前1時30分)で、2000床を有する薬物リハビリテーション病院が標的になったという。
タリバンのフィトラト副報道官はXへの投稿で「病院の大部分が破壊され、甚大な犠牲者が出ている恐れがある」とし、「これまでに死者は400人に達し、負傷者は最大250人に上る」と述べた。救助隊が現場で消火活動と犠牲者の捜索を行っているという。
ロイターは死傷者数を独自に確認できていない。
一方、パキスタンの情報放送省はXで、カブールとナンガルハルにあるタリバンの装備保管施設や弾薬庫など「テロ支援インフラ」を標的にしたと主張。「攻撃は付随的な被害が生じないよう精密かつ慎重に行われた」とし、「薬物リハビリ施設であるとするこの誤解を招く情報は、国境を越えたテロリズムへの不当な支援を隠蔽し、世論をあおろうとするものだ」と投稿した。
広告 - スクロール後に記事が続きます
現場では黒焦げになった平屋建ての建物に炎の跡が残っていた。他の場所では、建物が木材や金属のがれきの山と化しており、一部では二段ベッドが数台だけ無傷で残っているものの、毛布や私物、寝具が散乱していた。
住民によると、この病院は軍事基地が以前あった場所に建てられた。
目撃者によると、病院内で人々が夜の礼拝を終えようとしていた際に3発の爆弾が爆発する音が聞こえ、そのうち2発が病室や患者エリアを直撃したという。
アフガニスタン内務省報道官は、死者408人、負傷者265人と発表した。
両国間では先月、パキスタンによるアフガニスタンの「過激派拠点」への空爆をきっかけに激しい戦闘が勃発した。
パキスタン側はタリバン政権がパキスタンへの攻撃を行う武装勢力に安全な隠れ家を提供していると主張。タリバン側はこれを否定し、武装勢力への対処はパキスタンの内政問題だとしている。
中国外務省報道官はパキスタンとアフガニスタンに対し、冷静さを保ち自制することを期待すると述べた。
広告 - スクロール後に記事が続きます
パキスタンのライバルであり、最近アフガニスタンのタリバンと緊密な関係を築いたインドは、病院への攻撃を非難すると表明した。
広告 - スクロール後に記事が続きます
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab