性別適合手術が成功 富山大病院、北陸で初実施

角谷陽子
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 富山大付属病院(山本善裕院長)は16日、身体は男性で性自認が女性の当事者1人に対し、性別適合手術を初めて実施し成功したと発表した。日本GI(性別不合)学会認定施設として国内6施設目、北陸では初めてという。

 術後の経過は順調という。同病院は手術を受けた人の名前や年齢、詳細な手術時期や居住地などを明らかにしていない。

 同病院は身体と心の性が一致しない「GI」の当事者が、外科治療や相談を受けられる「ジェンダーセンター」を2021年に設置。24年には北陸で唯一の日本GI学会の認定施設となり、性別不合に関する手術を保険診療で実施できるようになった。

 会見した佐武利彦・ジェンダーセンター長によると、出血が多い難易度の高い手術で、6時間半を要したという。

 手術を受けた人は「自分と同じ悩みを持つ人の希望になれば」と発表に同意したという。佐武センター長は「100人に1人にGIがあると言われており、私たちのような地方の大学がこのような取り組みをしているということを全国に広げていくことが必要」と話した。

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