髄液から本来使われない「ビンクリスチン」検出 埼玉小児病院で死者

記者会見する埼玉県立小児医療センターの(左から)渡辺彰二副病院長、岡明病院長、中澤温子臨床検査部長=さいたま市浦和区で2026年3月11日午後2時34分、加藤潔撮影
記者会見する埼玉県立小児医療センターの(左から)渡辺彰二副病院長、岡明病院長、中澤温子臨床検査部長=さいたま市浦和区で2026年3月11日午後2時34分、加藤潔撮影

 埼玉県立小児医療センター(さいたま市中央区)は11日、入院していた3人の患者が重篤な神経症状を発症し、うち10代の男性が2月に死亡したと発表した。10歳未満の男児と別の10代男性も重篤な障害を負い入院している。

 同病院によると、3人は白血病治療のために抗がん剤治療を受けていた。神経症状を発症後、3人の患者の髄液からは、本来は投与されるはずのない抗がん剤の薬液「ビンクリスチン」が検出された。その薬液が神経症状の原因の可能性が高いという。病院は10日、事件や事故の可能性があるとみて県警大宮署に届け出た。【加藤潔】

あわせて読みたい

アクセスランキング

1時間
24時間
SNS

スポニチのアクセスランキング

1時間
24時間
1カ月