【春のセンバツ】2年連続6回目の出場の花巻東 「岩手から日本一」目指す "三本の矢”のほかに"秘密兵器も"
19日に開幕する春のセンバツ高校野球に花巻東高校が2年連続で出場します。戦力を分析します。 2年連続6回目のセンバツ出場を決めた花巻東高校。岩手県勢初となる4季連続の甲子園出場です。 そんな花巻東の三本の矢が… 古城大翔選手。1年生から4番を務めるスラッガーで、キャプテンとしてもチームをけん引しています。2025年秋の神宮大会でも高校通算25本目となるホームランを放っており、その攻撃力は全国屈指です。 古城大翔主将 「打率を残しながら長打を打つことを意識してやってきたので、そこはかなり自分の中でも手ごたえがあるので、春はそこに注目してもらえたらうれしいです」 2人目が萬谷堅心投手。2025年のセンバツ大会から甲子園のマウンドを経験しているエースです。最速141キロのストレートに、3つの変化球を使いこなす技巧派のピッチングが光ります。打率はチーム2位の4割4分7厘と、クリーンナップを担う打撃力もあり、攻守の要です。 萬谷堅心投手 「昨年よりストレートのスピードやキレが変わってきたので、今年はストレートにもうすこし自信を持っていきたい」「昨年春夏と(甲子園)を経験させていただいたので、今年のセンバツはもっと自分らしく自信を持ってプレーしてきたいです」 3人目が赤間史弥選手。投げては最速141キロ、萬谷投手を凌ぐほどの球威を誇り、打ってはチームトップの13打点、古城選手に負けないパワーを兼ね備えた二刀流です。 赤間史弥選手 「大谷翔平選手も今WBCに出場しているが、自分も負けないように、このセンバツで大谷選手に負けないような(二刀流で)プレーしていきたいです」 チームを支える3本の矢。そこに4本目として加わると期待を寄せられているのが… 佐々木洋監督 「特に大和田という選手に期待しています。去年の秋も中心選手でもおかしくなかったです」 大和田瞬平選手。打撃力や機動力に長けた選手です。けがに苦しみ、これまでの公式戦出場経験は夏の地区大会のわずか1回のみです。 大和田瞬平選手 「(古城、赤間、萬谷の)前にランナーをためたり、彼らの後に長打を打てるバッターがいれば全然違うと思うので、2番か6番(を担いたい)」「他のチームも自分のことは知らないと思うので秘密兵器だと思う」 充実の投手陣からも目が離せません。1年生の菅原駿投手。秋の東北大会でも登板しており、最高球速は142キロ。制球力にも自信を持つ右の本格派です。 菅原駿投手 「ストレートでカウントを取れて、変化球でカウントを取る球と空振りを取る球の投げ分けが全国レベルになると必要だと思う」「自分の精一杯を出して頑張っていきたい」 今大会から高校野球史上初の試みとして指名打者、DH制が導入されます。ピッチャーに代わり、守備に就かない打撃専門の選手を起用する制度です。打つ専門が活躍できますが、萬谷や赤間といった二刀流のピッチャーが多い花巻東。自身の手腕が問われると佐々木監督は話します。 佐々木洋監督 「本当に早くDH制ができればいいなと監督になってからずっと思ってましたけども、今年に限って投手陣のバッティングが良くてですね、悩ましいところがあるので、よりどこのチームよりもDHの起用法については考えなければいけないなと。ただもうプラスにしか考えていないです。DHについては」 2009年のセンバツで準優勝した花巻東。この記録を越えてみせると選手たちは意気込みます。「一戦必勝」の花巻東の快進撃に期待しましょう。 「岩手から日本一!」