抗議と平和教育で長年使用 転覆の「不屈」「平和丸」 亡くなった船長は牧師

抗議船「不屈」を操縦する金井創さん=2021年10月、沖縄県名護市辺野古沖
抗議船「不屈」を操縦する金井創さん=2021年10月、沖縄県名護市辺野古沖

沖縄県名護市辺野古の沖合で16日に転覆した「不屈」と「平和丸」は長年、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設工事への抗議活動と、米軍基地が集中する沖縄の実態を学生らが学ぶ平和教育のために使われてきた。運航団体「ヘリ基地反対協議会」によると支援者らのカンパで活動し、専属の修理業者と連携して月1回メンテナンスしていた。

亡くなった「不屈」船長、金井創さん(71)は牧師で、キリスト教に基づく教育を行う同志社国際高と個人的なつながりがあったとみられる。年に数回、依頼のあった生徒や学生らを辺野古沖に案内していた。10年以上の乗船歴があった。

2隻はローテーションで、悪天候でなければ週6日、辺野古工事への抗議のために出航していた。協議会の仲村善幸共同代表は16日、報道陣の取材に応じ「海上行動は危険を伴うものなので議論をして改めなければならない」とうなだれた。

ほぼ同じ場所で相次ぎ転覆、断続的に高い波か 辺野古沖の2人死亡事故、学校側きょう会見

会員限定記事

会員サービス詳細