【センバツ】花巻東、ユニホームの校名文字刷新 世界的書道家・武田双雲氏が書き下ろし
世界から花巻へ-。第98回選抜高校野球大会に出場する花巻東(岩手)の新たな挑戦が始まる。佐々木洋監督(50)が、指揮官就任25年の節目を迎えるにあたり、今大会からユニホームの校名文字を刷新。世界的書道家・武田双雲氏(50)によって書き下ろされた。今日15日の甲子園練習でお披露目する予定で、選手らも初めて袖を通す。 【写真】花巻東の旧ユニホーム字体 きっかけはまさに運命的。佐々木監督は以前から武田氏の大ファンだった。「もし花巻東の文字を変える日がきたら、武田双雲先生にお願いしたい」。長年胸に秘めていた思いを知人を介して武田氏に伝えたところ快諾。同校の歩みや思いに共鳴し、新たな挑戦の後押しとして、したためた。 力強さもありながら雅やかな字体。同校が歩んできた歴史や伝統への尊重、美しく流麗なプレーや世界へ羽ばたく力、未来への躍動感を表現しているという。 創部から今年で70年。これまでエンゼルス菊池雄星投手(34)やドジャース大谷翔平投手(31)らなど、世界へ羽ばたく人材を輩出してきた。地方の一つの高校から始まった物語は、いつしか壮大なストーリーを作り上げた。 次に描くのは世界の若者が花巻に集まる未来。「花巻から世界へ」、そして「世界から花巻へ」。今、大きな一歩を踏み出そうとしている。明るい未来への願いが込められたユニホームに袖を通し、花巻東はこれからも挑戦し続ける。【木村有優】