島根県出雲市乙立を流れる啌谷川(うそたにがわ)に架かる石造アーチ橋、「啌谷川暗渠」を訪ねました。

この橋の存在はずっと前から知っていたのですが、九州からこんなにも遠い島根の山間部の石橋を見る機会なんてそうそうないだろうと諦めきっていました。
が。やってきました、機会。
人生何があるかわからない。

国道184号から県道162号に入り、細い道を進んで間もなく杉林の隙間から見えました。
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アーチだ!
でもここからだとよく見えないので上流側に回ると
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石アーチだ!!

しかしやっぱりよく見えないので、夫と二人でうろうろこそこそガサガサしたのち
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下りました。
石アーチだーー!!
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この橋の特徴はなんといってもこの縦長すぎる縦長でしょうか。
スパンがとても短い。
データは下記の通りです。
橋幅:8.95m
径間:2.61m
基礎:上流側11段H3.45m、下流側12段H3.76m
拱矢:1.29m
輪石:19列
架設:明治31年(1898)

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目地材なし?端正な布積みです。
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ところどころ欠けていたり、隙間が。

石材は凝灰岩ぽいなと思っていたのですが、『世界遺産石見銀山から始まる島根の石造アーチ橋(㈱ワールド測量設計土木遺産研究会)』によると確かにアーチ部、壁石ともにすべて凝灰岩で、近くの石切場から調達されたものではないかとのこと。

河床に下りたかったのですが、護岸が思ったよりも高く、周辺を見渡しても取っ掛かりになりそうなものが見当たらなかったので、これは無茶しては下りられても上ることができないと判断し断念しました。
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ロープを周辺の木に結ぶ…にしても筋力ないと難しそう。
梯子でも持っていくかという話はしていたのですが、確かにあったら便利だったかも。
下りたいという方は無理しないようお気をつけて!

道から見た川の様子です。
↓下流側
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↓上流側
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ちなみに橋の上は…
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マニア垂涎の禁止看板パレード。
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これはいいテープ文字。

橋の向こうはいわゆる「険道」です。
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今は通行止めなの路面はこんな状態ですが、そうじゃなくてもかなりの狭さなので積雪時じゃなくても出来れば通りたくないですね…。
マニアは別として…。

この道は「保知石道」と呼ばれる古道のようで、この部分について情報をうまくまとめられるよう頑張ります(地理知識が皆無のためまとまらない)。


山陰の石造アーチ橋、というよりも九州以外の石造アーチ橋についてもっと考察を深めていければいいなと思っているところです。

撮影日:2024年12月

↓場所↓