【自閉症】僕の多動の理由 | 東田直樹オフィシャルブログ Powered by Ameba

【自閉症】僕の多動の理由

テーマ:自閉症

 

いつもご訪問ありがとうございます。

作家の東田直樹です鉛筆

現在31歳。

自閉症という障害を抱えています。

 

 

 

  じっとしていることが苦手

 

 

 

僕は、じっとしていることが苦手です。

 

「落ち着きがない」とよく言われますが、僕にとっては

「じっとしている」=「落ち着いている」状態ではありません。

 

 

動いていると「落ち着いて」と指示されて、おとなしく椅子に座るよう注意されます。

 

みんなにとっては、じっとしている時が、心身ともに安らげる状態なのでしょうか。

 

でも、僕にとっては、動いている状態のほうが安心できるのです。

 

それはなぜでしょう。

 

 

 

 

  車に乗っているときは、おとなしい

 

 

 

自閉症者で、車に乗っている時には、大人しいという人がいるのではないでしょうか。

 

僕もそうです。

それは景色が次から次に移り変わるからです。

 

いつもは、自分で歩いたり、走ったりしなければ、景色は変わりませんが、車に乗っているときには、自分で動く必要がありません。

 

 

みんな自分の体は自分のものだと思っているでしょう。

 

目も耳も口も、手足だって、いつでもコントロールしているのは自分。だけど、そうではない人もいるのです。

 

 

 

  動いているものを見たい僕の目

 

 

 

動いている景色が心地いいのは、体ではなく、僕の目だと思うのです。

 

僕の目は、いつでも動いている景色を見ていたいのです。

 

 

たまに「たくさん動いたから、すっきりしたでしょ」と言われることがあります。

でも、そういう感覚とは、少し違うような気がします。

 

動きたくて、動いているというより、動きをとめられないという感じに近いと思うのです。

 

だから、動いたからといって、すっきりはしません。

 

動いているほうが普通なので、どれだけ動いても、じっとしているのは大変です。

 

 

 

  繰り返し見たことのある番組

 

 

 

関心があって、繰り返し見たことのある番組などを見ているときには、じっと座っていられます。

 

テレビや動画など画像が流れていればいいわけではなく、僕が知っている「絵」だからです。

気になる場面は、巻き戻して何度も見ることがあります。

 

 

僕の目は、次々とその「絵」を追うのです。

ストーリーもわかっていると安心です。

 

周りの人は、たいして面白くもなさそうな場面を、どうして僕が何度も見るのだろうと思ったでしょう。

 

その絵を気に入ったのは、僕の目だからです。

 

そこに描かれた色彩や形、絵のバランスなどが見ていて心地いいのです。

 

 

今の僕が考える多動の理由は、そんな感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近の僕の著書

 

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Audible版『自閉症の僕が跳びはねる理由 』 | 東田 直樹 | Audible.co.jp

 

 

 

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