女の子が意識不明の重体になった交通事故、50年以上前に設置の「見えづらい横断歩道」が廃止に
広島県府中町柳ケ丘の府中南小の正門前の町道で昨年10月、横断歩道を歩いて渡っていた下校中の3年女児が乗用車にはねられ一時、意識不明の重体になった事故。県警はこのほど、この横断歩道を廃止した。現場に信号機はなく、町は横断できないようにガードパイプを設置する。 【地図で見る】廃止になった横断歩道 広島東署によると、事故現場はその先の信号機がある交差点に向けて下り坂になっており、ドライバーの目線が先に向きやすく、横断歩道を見落としがちになる。同小も長く登下校時に信号機がある横断歩道を渡るよう指導していることから廃止を決めた。 この日、業者が横断歩道の白線や前後の予告マーク、停止線を消し、中央線と外側線を引いた。町は、横断歩道があった両サイドに高さ80センチのガードパイプを北側に約3メートル、南側に約6メートルにわたり新設する。13日までに工事を完了させる。 同署によると、この横断歩道は50年以上前に設置された。津山幸司交通課長は「整備した頃と比べ、道路環境も変化している。廃止も安心安全を生み出すための手段」とする。倉本樹校長は「児童がより安全に登下校できるようになる」と話した。
中国新聞社