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Conversation

裁判官マップは、裁判官に対する感情的な不満や怨恨、法や裁判制度の無理解からくる批判とかで埋め尽くされそうな気がして、口コミサイトとしての意義を果たせるのかな、とは思う。 他方で、どんな事業でも、その事業特有の事情があるわけで、他分野の人がその実情を理解して口コミを投稿してるかというと、特に医療とか専門分野では、そうではないと思うから、そういう意味でも裁判所だけが的外れな批判から免れるべきだということにもならんのかなとは思う。 当事者になれば、普段、形式的な理屈で、匿名の口コミなど信用されないとか、何でもかんでも受忍限度で片付けられたりとか、口コミへの他ユーザーの反応からしても、一般人はそんなふうに読まんだろというようなおかしな解釈をされたり、直感的な筋に合わせるような(結論が先にあるような)強引な認定をされて棄却されたりすることの無念さが分かってもらえるかも知れないけども。 裁判の第一回期日とかで、いきなり裁判官が、こんなの裁判所に持ってくるようなものなのですかとか言ってくる事案もたまにあるけど、ネットで叩かれることの特殊性を実感できてないんだな、とも思うし。かといってそれを頑張って説明しようとすると、余事記載扱いされて、逆に迷惑がられたりすることもあるので、どうしろと、と思うこともある。 まぁそれでも自分は、裁判官の立場に照らすと、反論はできないだろうし、法的救済に頼ることもできないだろうから(そんなことしたら裁判所内でその裁判官は干されそうな気がする)、一方的に殴られ続けることになると思うので、それを助長しかねないようなサイトを公開することには消極的な意見かな、と思った。 サイトを作った先生は、思うところがあっての行動のようで、そのきっかけになったと思われる裁判例の抜粋を読んだら、やるせ無い気持ちになるのはよく分かったので、その先生のことを非難するつもりはないけども。この分野で著名な先生だし、依頼者に対して誠実な仕事をされているという印象なので、そういう思いを何度もされてきたんだろうなと思う。