町の公共工事めぐる贈収賄事件 建設会社元社長に執行猶予付き判決
小国町の公共工事をめぐる贈収賄事件の裁判です。町の前の建設課長を接待した罪に問われている建設会社の元社長に、執行猶予付きの有罪判決です。
判決を受けたのは、小国町の建設会社「伊藤組」の元社長伊藤英志被告(60)です。判決によりますと、伊藤被告は2023年6月からおととし12月にかけて、町の前の建設課長小野昌伸被告に飲食や宿泊あわせて29回、約52万円相当の接待をした贈賄の罪に問われています。
初公判で伊藤被告は、接待について「町の建設業協会に所属する9社だけを選んでもらったことへの謝礼だった」と述べ、起訴内容を認めていました。
13日の裁判で熊本地裁の中田幹人裁判長は「町の公共工事に関する職務の公正及び社会の信頼を損なった」と指摘したうえで、伊藤被告に懲役10か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。(求刑:懲役10か月)