再試合も延長戦、伝説の東洋大姫路-花咲徳栄が23年ぶりの再戦 選抜高校野球19日開幕
芝草監督は因縁の相手にもプレーをするのは選手で、自身の3試合連続完封のように、甲子園は実力以上のものを引き出してくれる場所だと強調。「どこか(東北と)当たるような気がしていた。甲子園は一番成長できる舞台。選手は思い切りプレーしてほしい」と力を込めた。
■「H」のランプを灯したい
21世紀枠の一角として出場する長崎西は甲子園出場は春夏合わせて5度目で前回は81年夏の第63回大会。このときは初戦の名古屋電気(現愛工大名電)のエース左腕で後にプロ野球の西武や巨人などで活躍した工藤公康に無安打無得点を喫した。チームの目標は甲子園に安打を示す「H」のランプを灯し、試合に勝って51年に制定された校歌を甲子園で流すことだ。
初戦は第2日第1試合で滋賀学園との顔合わせ。桑原直太郎主将は「校歌を歌えるように頑張りたい」と意気込む。21世紀枠のチームは一般選考枠のチームに対しては26連敗中だけに、奮起したいところだ。
第4日第2試合の近江(滋賀)-大垣日大(岐阜)は隣県で学校が近く、練習試合を頻繁に行っている仲だ。前回の甲子園での対戦は2023年夏の第105回大会で大垣日大が7-2で勝っている。そのときに両チームを率いた近江の多賀章仁、大垣日大の阪口慶三両前監督は勇退し、今回は名将の後を引き継いだ近江の小森博之、大垣日大の高橋正明両監督が甲子園初采配をふるう。
お互いの手の内は知り尽くしており、高校野球の「関ケ原の戦い」は普段通りのプレーをした方に軍配が上がりそうだ。(高校野球取材班)