2026年愛知高校野球界の勢力図は?愛知私学4強、豊橋中央、豊川など強豪揃う各地区を徹底展望!【愛知県注目選手一覧】
好左腕擁する刈谷北に注目
昨秋の県大会のベスト8には1校も残れなかった西三河勢。ベスト16に残ったのは刈谷、安城、愛産大三河の3校のみだった。 それでも西三河地区予選では刈谷市勢がベスト4に3校と上位を独占した。1位校となった刈谷は加藤大雅投手(2年)が安定しており、リードオフマンの毛受慶将内野手(2年)の評価が高い。刈谷北は出雲暖人投手(2年)と長谷川潤捕手(2年)のバッテリーが注目されている。出雲投手は夏に中京大中京を1失点に抑えるなどの好投を示し、その力を十分に示した。早くから試合に出ていたメンバーも多く、経験値も高く、試合慣れしている。2年生部員が多く、チーム力が充実している刈谷工科も踏ん張っている。大府をベスト4に導いた実績のある野田雄仁監督のイメージする野球がようやく浸透してきたと言ってもいいであろう。 秋の全三河大会はベスト4をすべて西三河勢が占めたが、刈谷が5対0 で愛産大三河を下して優勝している。この両校は、西三河地区二次トーナメントでも決勝を争い刈谷が4対2で勝利している。この春も西三河をリードしていきそうだ。 毎年秋には関東遠征などを組んでチーム強化している岡崎工科や、一昨夏の実績がチームの自信となっている杜若も上位進出を狙っている。毎年質の高い考える野球を実践している西尾や実績のある西尾東。さらには豊田大谷や真面目なチーム作りで定評のある人間環境大岡崎なども注目していきたいところである。 2月、春季県大会を目指す5地区予選ブロックの組合せが発表された。愛知県の場合、地区によって多少システムが異なるのも特徴である。地区予選から勢いをつけて躍進してくるチームもある。ローカル大会だが秋の全尾張、全三河大会を制した小牧南や刈谷など、公立校の躍進にも大いに期待が集まる。いずれにしても、秋季大会から一冬を越えて、その練習の成果を遺憾なくぶつけて欲しいと願っている。