2026年愛知高校野球界の勢力図は?愛知私学4強、豊橋中央、豊川など強豪揃う各地区を徹底展望!【愛知県注目選手一覧】
全国屈指の激戦区・愛知県。昨秋の県大会では中京大中京が優勝し、その後の東海地区大会でも勝ち上がって東海地区1位となり、第98回選抜大会出場を果たした。その中京大中京を中心として今年の愛知県の高校野球は進んでいくと思われるが、それぞれの地区別に、有力校や注目校、あるいは期待の学校などを紹介して行きたい。 *学年表記は、終業式前でもあり、現学年表記とした。 【一覧】愛知県注目選手
今年の愛知私学4強の戦力は?
名古屋地区では、今季もやはり私学4強の力が抜けている。県大会と東海地区大会を制してセンバツ出場を果たしたのは中京大中京だった。が、新チームスタート時は主軸となる投手が不在だった。 そんな中、地区一次予選から二次トーナメントにかけて安藤歩吐投手(2年)が台頭してエースナンバーを獲得した。さらには、県大会から東海大会で大須賀琉季投手(2年)も躍進してきて、両右腕が今年のチームの2枚看板となった。 打線はリードオフマンの田中大晴内野手(2年)と4番に座る荻田翔惺主将(2年)が軸となっているが、昨夏1年生で鮮烈なデビューを果たした神達大武内野手(1年)もシュアで勝負強い。 選手個々のポテンシャルが一番高いと言われているのは今年も愛工大名電だろう。旧チームから試合に出ていた皆川慧捕手(1年)と堀田将大捕手(1年)は倉野光生監督からの信頼も厚い。競い合いながら、さらにレベルアップしていくであろう。センスのいい清水翔内野手(2年)や久保勝悟外野手(2年)も注目選手だ。県大会は初戦で東邦に敗れたものの、もちろん力はある。 その東邦は夏のメンバーからほとんどが入れ替わった。昨秋の県大会準決勝では中京大中京に敗れたものの、チームとしては一戦一戦質を高めていった。旧チームから唯一残った金本凱将内野手(2年)がチームを引っ張る。 享栄は多賀衛太投手(2年)とセンスのいい森迫惺斗内野手(2年)、強打で投手としても登板する坂本亮太投手(2年)など、素材力が高い選手は多い。大藤敏行監督も、久しく遠ざかっている甲子園へ向けて何とか壁を突破しようと励んでいる。 この4校を追いかける形で近年躍進著しいのが、名古屋たちばな。夏には唯一1年生でレギュラーを獲得していた萩迫裕貴内野手や深田桜生外野手(2年)が軸となる。 昨春のセンバツ出場校の至学館は主力が数多く残っており、期待できる。技巧派のエース・尾﨑 陽真投手(2年)、県内屈指の好捕手・井口睦丈捕手(2年)のバッテリーが要。打線では武藤駿輝内野手(2年)や長屋瑛大外野手(2年)などを中心に打力が高い。 横田鉄伸投手(2年)を擁する昨秋ベスト4の中部大春日丘、飛田陵佑監督が地道にチームを作り上げている伝統の愛知などが追いかけている。さらには大同大大同、星城、栄徳に佐藤吉哉監督が復帰した中部大一など“セカンド私学”と呼ばれる学校も、虎視眈々と上位進出を狙っている。公立勢ではセンスのいい杉本慶内野手(2年)の評価が高い旭丘や向陽に春日井、長久手などの健闘が光っている。