いじめ被害記した卒業文集、校長書き直し要求 調査せず「原因不明」
<皆さんのせいで、私の時間と心は確実に傷つきました>
中学でいじめに遭い不登校になった女子生徒は、卒業文集に寄せる作文に勇気を振り絞ってそう書いた。
それなのに、校長に「一つぐらいは楽しかったことがあるはずだ」と書き直しを求められた。
学校と教育委員会は、この生徒に対するいじめをいじめ防止対策推進法による「重大事態」とみなしておらず、調査もしていない。
保護者が抗議したことで作文は掲載されることになった。それでも、卒業を間近に控えた生徒は「いじめをなかったことにしたいのか」と憤りを隠せないでいる。
ノートに「自殺しろよ」
生徒は、福島県の郡山市立中学校に通う3年生。始まりは2年生に進級した2024年4月だった。
げた箱の靴に液体がかけられ、あるはずの傘がなくなった。担任に相談し、「悪質な行為」と問題視した学校は、緊急アンケートを実施した。
しかし数日後の朝、机に置き忘れていたノートを開いて、…
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