第5回神経多様性で「教育のゴールを変える」 伊藤穰一さんが目指す社会像
ニューロダイバーシティー(神経多様性)の学校は、これまでの学校と何が違うのか。ニューロダイバーシティ・スクール・イン・東京(NSIT、東京都港区)の共同創立者で、千葉工業大学長の伊藤穰一さん(58)に聞いた。
◇
一番の違いは「ゴールを変える」ことです。
大局的に見ると、これまでの教育のゴールは、障害者を限りなく健常者に近づけることでした。障害者が健常者のように振る舞い、「普通」の労働者として働けるようにする。その陰では、「普通」に適応できず、苦しんだ人が大勢います。
自閉スペクトラム症の娘(7) 「彼女が生きていく社会を作る」
発達特性のある人たちに標準…
- 【視点】
ほんの少しずつですが「発達"障害"」から、「ニューロマイノリティ」や「ニューロダイバーシティ」へという言葉への言い換えが起こっています(どんどん言い換えられていってほしい)。前者は「"普通"を基準にしてそれができないこと」を表す言葉なのに対
…続きを読む