イラン、世界遺産など文化財56カ所に被害 米イスラエルの攻撃で
【イスタンブール=時事】イラン政府は14日、米イスラエルの攻撃により、国内にある国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産など少なくとも56カ所の文化財に被害が出ていると明らかにした。地元メディアが伝えた。
文化遺産・観光・手工芸省によると、首都があるテヘラン州の被害が最も大きく、テヘラン市中心部にある世界遺産「ゴレスタン宮殿」や著名なモスク(イスラム礼拝所)など19カ所が損壊。サファビー朝(16〜18世紀)の首都として繁栄し、世界的な観光地として知られる中部イスファハンでも世界遺産のイマーム広場が標的になったという。
ロイター通信によれば、ユネスコは今回の交戦に伴い、イランの世界遺産29件のうち4件が被害を受けたと指摘。戦闘の全当事者に対して保護に努めるよう訴えた。