<未踏の頂へ―’26センバツ北照>選手紹介/10止 阿蘇龍哉外野手/寺川粋一投手 /北海道
◇守備範囲に定評 阿蘇龍哉外野手 2年 広い守備範囲に定評があり、主に中堅手としてプレー。努力を惜しまず、仲間にも積極的に働きかける姿勢でもチームに好影響を与えている。 【写真特集】センバツ2026出場の32校決定 各校の喜び 投手として入学したが、肩や肘のケガでフォームが定まらない時期が続いた。昨夏、上林弘樹監督に自ら申し出て野手転向した。 ケガ克服後は、足を生かした外野守備に磨きをかけた。野手間での情報共有や声かけも率先する。自主練習に力を入れた打撃も上向き、「チャンスをつかめるようになった」と手応えは上々。上林監督は「いざという時の投手を含め、いろいろなポジションができる」と期待を寄せる。 「自分の守備で投手を楽にさせたい」。聖地でもチームのために駆け回るつもりだ。 ◇魔球を操る新星 寺川粋一(きいち)投手 1年 最速132キロの直球に60キロ台の超遅球・カーブを含む7種の変化球を織り交ぜる。1年生投手でただ一人、ベンチ入りを果たした期待の技巧派左腕だ。 遅いカーブは中学時代に自らアレンジして生み出した。直球との球速差70キロの魔球は打者の近くで急ブレーキがかかり、タイミングを崩す。1試合に数回投じることもあり、「調子がよければ見せたい」と機会をうかがっている。 上林弘樹監督は「球威が増し、コントロールも良い。けん制も器用にできる」と評し、マウンドでは普段と打って変わって強気になる性格も「投手向き」と見込んでいる。 「火消し役として、ピンチの場面もゼロで抑えたい」。異色の新星に目が離せない。=おわり