<未踏の頂へ―’26センバツ北照>選手紹介/6 中谷嘉希投手/森泰晟捕手 /北海道
◇持ち味は豪速球 中谷嘉希投手 2年 183センチ、90キロの堂々たる体格で最速149キロの直球を繰り出す右腕。1年春からメンバー入りし、実戦経験を重ねてきた。 【写真特集】センバツ2026出場の32校決定 各校の喜び 以前は気分の浮き沈みが投球に表れ、ピンチで崩れることも多かった。「悔しかった」と話すのは昨夏の南北海道大会準々決勝。下級生ながら先発を託されたが、与四死球4と乱れて三回途中4失点で降板した。 だが、上林弘樹監督から「どんな日でも投手は淡々と投げろ」と助言を受け、その後は投球内容も改善。秋の明治神宮大会の英明(香川)戦では4回1失点(自責点0)と好投し手応えを深めた。 「真っすぐをさらに強くし、勝ちにつなげたい」。センバツの舞台で進化した姿を披露するつもりだ。 ◇観察力磨きかけ 森泰晟捕手 2年 観察力を武器に、初のベンチ入りをつかんだ。盗塁の動きを瞬時に捉えたけん制や野手間のアイコンタクトでの連携に磨きをかけ、出場機会を虎視眈々(たんたん)とうかがう。 周囲への目配りを教えてくれたのは、1学年上の屋富祖駿汰前主将。ベンチに入れず苦しい時期に励ましてくれる姿を見て、「自分も他の人のことを気にかけられるようになりたい」と意識したことが、プレーの向上につながった。 打撃ではミート力が持ち味。上林弘樹監督は「真面目で、ブルペンの情報を正確に伝えてくれる」と、指揮官と投手陣のつなぎ役としての期待もかける。 千葉県出身。座右の銘の「泰然自若」を心がけ、聖地での役目に力を注ぐ。=随時掲載