<未踏の頂へ―’26センバツ北照>選手紹介/1 島田爽介投手/横堀倖世捕手 /北海道
19日開幕の第98回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に、13年ぶりに出場する北照。同校の最高成績を上回る4強以上に進み、新たな歴史を刻もうと練習に打ち込む選手たちを紹介する。【森原彩子】=随時掲載 【写真特集】センバツ2026出場の32校決定 各校の喜び ◇急成長の大黒柱 島田爽介投手 2年 昨秋の道大会では全4試合を一人で投げきり、13年ぶりの優勝を引き寄せた大黒柱の右腕。5種類の変化球を巧みに操る技巧派だ。 ベンチ外だった昨夏から筋肉質な体作りに力を注いだ。「春、夏と比べて球威と制球力が上がった」と上林弘樹監督の信頼も厚い。 背番号10だった秋の小樽地区大会では「次の投手につなぐ」意識が強かった。だが上林監督から「お前しかいない」と1番を託された道大会で、「自分が最後まで投げ切って勝つ」と覚悟が芽生えた。昨年12月には高野連の台湾交流事業でも登板。「北照らしい一体感のある野球を見せたい」と意気込む。 東京都出身。星稜(石川)時代に甲子園で活躍した奥川恭伸(現ヤクルト)が目標だ。 ◇投手陣支える要 横堀倖世捕手 2年 昨秋の公式戦全8試合に出場し続けた攻守の要だ。エースの島田爽介(2年)や速球派の中谷嘉希(同)ら多彩な投手陣の強みを引き出す配球を心がける。「安心して思いっきり投げてもらいたい」と、ショートバウンドの投球も体を張って止め、失点を許さない。 もともとピンチの場面で緊張しがちだった。だが、昨秋の小樽地区大会で引退した1学年上の先輩に「困ったらチームメートの顔を見ろ」と助言され、冷静さを保てるように。道大会決勝では1点リードの九回に貴重な適時打を放つなど、打撃でもチームを支える。 「選手全員の運命がサインを出す自分の指1本で決まる。責任感を持ってプレーしたい」。チームを背負う覚悟はできている。