犬飼現八(げんぱち)信道(のぶみち)が 浜路(はまじ)(大塚浜路)の要素を もっている女性と恋愛関係(本人か女性が片思い・両想い)となる仮説

[一部の作品のネタばれがあります]

[ネットのみで調べた仮説なので勘違いがあるかもしれません]
[この仮説はAmebaブログで投稿していましたが、
編集をしてNOTEに投稿しました。]

犬飼現八(げんぱち)信道(のぶみち)が 浜路(はまじ)    (大塚浜路)の要素をもっている女性と恋愛関係      (本人か女性が片思い・両想い)となる仮説



ふと考えてみたら

里見八犬伝からアレンジした・派生した作品で、
犬飼現八(げんぱち)信道(のぶみち)が浜路(大塚浜路)の
要素をもっている女性と恋愛関係(本人か女性が片思い・両想い)
になるというのは、
犬塚信乃(しの)戍孝(もりたか)が
原作では浜路に対して恋愛の感情をあまり持っていなかったために
(のちの説だと浜路を最初から恋愛対象にしていなかった・あまり好意的ではなかった)
彼女を助けてあげようと思ったのだろうか?という説が出てきました。

・ちなみに浜路(大塚浜路)の要素をもっている女性とは

1 危険・危機的な状況にいる。 危険・危険的な状況になっていく。
2 本人の周りに親しい、家族・親戚・幼馴染・知り合い(友も含む)
  がいる。
3 自分や相手に対して一途・誠実な性格や行動の持ち主。
(もしかしたら他の誰かが指摘をされていたかもしれませんが、
 この設定が増えたのは、2010年代以降に発表・投稿された作品です。)

現八が浜路(大塚浜路)の要素をもっている女性と恋愛関係
(本人か女性が片思い・両想い)になるという設定を使い始めたのが、
どうやら新八犬伝(NHKの人形劇)(1973年放送開始)なのですが、
この時は浜路を活躍させたいためにしたのかなと思いました。
この作品では、現八の恋人が、浜路姫の立場となります。
(原作での妻と同名 原作では伏姫の姪であり浜路姫の異母妹)
彼女も作品では活躍をします。

次にこの設定を使ったのがあべ美幸さんのまんが「八犬伝-東方八犬異聞-」(2005年連載開始) 
後にドラマCD化(2007年発売)テレビアニメ化(2013年放送開始)
この作品の浜路と信乃との関係は原作と似ています。 
この作品でも犬山道節は兄です。
もしかしたら彼女は原作での浜路と浜路姫を合わせたキャラクターです。
この作品では現八と婚約者の関係の一部始終が
原作の信乃と浜路に似ています。
(もしかしたら他の誰かが指摘をされていたかもしれませんが)
婚約者との別れの後、信乃たちに出会い、
後に彼は信乃を気に入り、養子にしようと考えていたそうです。
この設定と展開を最初に知った時、
この作品が同性愛的な関係が濃いのでそうなったのかと思いました。
(一部の八犬士と異性との恋愛はあります。)
(実はそうみたいです。それで人気があったそうです)

後に、
里見八犬伝の八犬士の全員か過半数が、
(犬塚信乃(しの)戍孝(もりたか)・犬村大角(だいかく)
 礼儀(まさのり)は除く)
異性愛者である設定・異性愛者の傾向が強い設定、
またはそうではない設定で、
物語の最後以外で女性のみと恋愛関係(八犬士か女性が片思い・両想い)
になる作品を調べてみたら、

実は現八と信乃は浜路との関係でいえば、
この作品では同一人物であったから現八は養子にしようと考えたという説が出てきました。


ちなみに
浜路を最初から恋愛対象にしていなかった・好意的ではなかったという説は

小谷野敦さん著
「八犬伝綺想――英米文学と『南総里見八犬伝』」(1990年発刊) 
後に他の論文を書き加えて「新編八犬伝綺想」(2000年発刊)
から出てきたそうです。

私は、サイト:『伏姫屋敷』http://fusehime.la.coocan.jp
(保護されていない通信が表示されています) 管理人「ゆーか」さん
[追記:2025年10月に https://fusehime.la.coocan.jp へ移転しました。
 (この接続は保護されています)が表示されています]

        信乃は浜路を愛していたか?(01/12/22UP) 
                              http://fusehime.la.coocan.jp/no48.htm

        →https://fusehime.la.coocan.jp/no48.htm
より知りましたが、これを知った時は驚きました。

管理人である「ゆーか」さんも知った時は驚いたそうですが、
(管理人さんは「八犬伝綺想」からです。)
原作を調べたら納得したそうです。 
私も管理人さんの文章を読んで、ある程度納得はできました。

ただし、角川映画(1983年公開)でこれに近い設定はありました。
この作品では浜路を恋愛の対象にしていないという設定でした。

この「信乃は浜路を愛していたか?(01/12/22UP)」と関連する項目がありました。
    サイト:同じく『伏姫屋敷』http://fusehime.la.coocan.jp/
(保護されていない通信が表示されています) 管理人「ゆーか」さん
[追記:2025年10月に https://fusehime.la.coocan.jp/ へ移転しました。
 (この接続は保護されています)が表示されています]

        犬塚信乃に見る〈女性恐怖〉(04/5/30UP)
        http://fusehime.la.coocan.jp/no185.htm

        →https://fusehime.la.coocan.jp/no185.htm 

これも知ったときは驚きました。
が、管理人さんの文章を読んである程度納得はできました。

犬飼現八が浜路(大塚浜路)の要素をもっている女性と恋愛関係
(本人か女性が片思い・両想い)になるという設定の
2010年代以降に発表・投稿された作品(オマージュの作品も含みます。)が、
この小谷野敦さんの説の影響を受けたのか、
里見八犬伝からアレンジした作品から影響を受けたのか、
里見八犬伝に関係する他の説の影響を受けたのか、
他の作品の影響を受けたのか、
オリジナルで考えたらそういう設定になったのかは私にはわかりません。


追記:
これは大変申し訳ない話となります。
条件に合っている作品については、名前を出していません。

その理由は、
・恋愛対象が伏線となっている作品がある。
・恋愛がメインテーマではない。(サブテーマの一つでしかない)
 と思っている作者さんや製作者さんたちがいるかもしれない。
・恋愛目線で作品を取り上げられたくないと思っている
 作者さんや製作者さんたちがいるかもしれない。
皆さんには大変申し訳ないのですが、
条件に合っている作品については作品の名前を出さないでほしいです。
いわゆる「におわせ」もしてほしくないです。
理由は上に書いた文章のとおりです。


注:以下、〓の記号は表示できない文字です。
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引用 信乃は浜路を愛していたか?(01/12/22UP)

http://fusehime.la.coocan.jp/no48.htm

→https://fusehime.la.coocan.jp/no48.htm

『八犬伝』でカップルと言えば、まず名のあがるのは犬塚信乃と浜路であろう。明朝滸我へ旅立つ信乃の部屋を浜路が訪れ、自分も連れていってくれとすがる「浜路くどき」の場は、切ない女の愛情と、出世のためにあえて女への愛情を抑圧する男の苦しさを描く名シーンとして人々に愛唱されたという。

 この悲恋の恋人たちのイメージを、「大望を抱く信乃にとって、どこの馬の骨とも知れない田舎娘は、邪魔なだけ」と否定したのが『八犬伝綺想』である。この本にはいろんな意味で衝撃をうけたが、実はこの箇所が一番ショックだった。しかし、なるほどこの指摘を念頭において、作品を読みなおしてみると・・・たしかに。

 たとえば「浜路くどき」の場の冒頭部、「さる程に、信乃は臥房に入りしかど、暁るを待ばいもねられず、ひとりつく〓(づく)久後(ゆくすゑ)を、思ふ物から身ひとつを、誰はとめねど父母の、墳墓に今ぞ遠離る、里の名残のいと惜き。こゝろはおなじ真砂路の、浜路は臥房を脱出て」(第二十五回)。

 ・・・全然「こゝろはおなじ」じゃないだろ。信乃の胸に去来するのは自身の将来への思いと故郷への愛惜ばかりで、浜路のことなどまるでどうでもいいように思える(あるいは「こゝろはおなじ」という表現から、二度同じことを書かなくてもそこは察してくれ、というニュアンスだったのか)。

 むしろ「只痛しきは浜路どのなり。当今の少女には、その心操有がたきまで、おん身を慕ふとしりながら、そを一朝にふり捨る、仇結びなる妹〓(いもせ)の縁、後の怨はいかならん。」(第二十四回)、「浜路どのの心操、昨夕思はず窃聞(たちきゝ)して、感じおもふ所なり。(中略)某窃(ひそか)に、これを資(たすけ)て、為に謀らん。如此(しか)するときは和君がうへに、節婦を棄るの悪評なからん。」(第二十五回)という荘助の方が、はるかに浜路を思いやっている気がする。

 実際のところ、浜路は小説・映画などでは大人しくはかなげな薄幸の少女として描かれることが多いが、原作の彼女は村雨丸を取り戻すために左母二郎に斬りかかり、瀕死の重傷を負いながら、「九ツの世をかゆるとも、竭(つき)ぬ怨は後竟(つい)に、その身に報ざるべきか。」「とく〓(とく)殺せ左母二郎。汝も亦遠からず、最期はかくの如くならん」と、玉梓のごとき呪いの言葉を投げつける烈女なのである。

 (二次作品でこれにあたるセリフが存在するのは私の知るかぎり『新八犬伝』くらいか。その前の「夫の仇」と斬りつけるシーンは結構使われているが)。

 まして死してなお、幽霊となって人の娘にのりうつり、信乃を訪ねてくるというその情念の深さ。正直いかにも淡白な信乃の腰が引けてしまうのはわかるような気が、する。
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引用 犬塚信乃に見る〈女性恐怖〉(04/5/30UP)

http://fusehime.la.coocan.jp/no185.htm

→https://fusehime.la.coocan.jp/no185.htm 

『八犬伝』全編を覆う女性恐怖のモチーフをとりあげた名著『八犬伝綺想』は、親兵衛の虎退治と平行して起きた細河政元の養女・雪吹姫の誘拐事件について、以下のように指摘する。

 「親兵衛が虎を倒している間に、姫は彼に従いてきた姥雪代四郎、直塚紀二六の二人に救いだされる。(中略)もちろん話自体は別におかしくない。しかし、英雄と、悪漢に誘拐されたお姫さまという道具立てが揃っているのに、この英雄はお姫様を救わないのである!英雄叙事詩のコードはこれ見よがしに捩じ曲げられ、親兵衛は、ペルセウスやスサノヲや大国主のようなイニシエーションをあからさまに回避する。(中略)。父金碗大輔が挫折した〈女性救出〉は、子・親兵衛によっては挑戦されない。」

 この〈お姫さまを救わない英雄〉、女性救出の回避というシチュエーションは犬塚信乃においても見出すことができる。里見義成の五の姫・浜路姫は、甲斐国で村長の養女となっていた際に、なかば養父の一人決めとはいえ、信乃の許婚と定められた身であった。実際後々になって八犬士と里見義成の八姫が婚姻を結ぶ際に、先の婚約とは無関係にこの二人は夫婦となっている。

 (第七十三回、素性が明らかになった浜路姫が里見家に引き取られるくだりに、「木工作が犬塚信乃に、妻はせんと欲せし事と、信乃が結髪(ゆひなづけ)の妻浜路が事、そが冤魂(なきたま)の事などは、恥ていひ出給はねば、義実も義成も、つや〓(つや)思ひかけ給はず」とあるので、悪評高い〈カップル選定綱引き大会〉に至っても信乃と浜路姫の夫婦約束のことは当人たちしか知らなかったはずである。)

 しかるに妙椿尼の策謀によって蟇田素藤から横恋慕された浜路姫が、そのため(偽)幽霊に脅かされたりさらわれたりという危機にさらされていた頃、信乃は彼女の苦境もそこに端を発する里見家の苦戦も何も知らず、五十子城を攻めたりのどかに穂北に滞在したりしていたのだった。蟇田素藤・妙椿を二度まで降し里見家と浜路姫の双方を守ったのは犬江親兵衛である。

 浜路姫が幽霊におびやかされないよう寝ずの番を勤めたのも親兵衛、親兵衛の不在中浜路姫が妙椿に拐かされた際彼女を救出したのは伏姫神と、ここぞとばかり信乃は何一つしていない。というより完全に蚊帳の外に置かれることで〈妻〉を守る、救う役割を最初から剥奪されてしまっているのである。

 そういえば大塚の浜路が左母二郎にさらわれ殺された際にも信乃は不在であった。しかもこの場合、一緒に連れていってくれという浜路を振り捨てて旅立ったあげくの惨事なのだから、〈女性救出の回避〉はより積極的な形で表されている。

 また甲斐国でも、木工作が謀殺されたさい浜路姫は当人も知らぬことながら、下手人たる泡雪奈四郎と夏引によって女郎として売りとばされる危機に瀕していたのだが、この場合は信乃はその場にいたというのにやはり何も気づいていないし従って彼女を救うための手立てを何ら講じていない。それどころか彼自身が夏引らの企みによって物置に閉じ込められ眼代に化けた道節に助けだされるという体たらく。なんかすでに〈英雄〉と呼べるかさえ危ういな・・・。

 ところでここまでの文では一応信乃と浜路姫を甲斐国以来の許婚と見なしてきたが、木工作から〈是非娘を嫁にもらってほしい〉と頼み込まれた際の信乃の反応は、「この人々(注・他の七犬士)に得あはずして、妻を娶らん事はさらなり、仕官に就くも亦不義なり。静に時を俟(また)んのみ。」「婚姻を、只管(ひたすら)に嫌ふにあらず。亡妻の云云と、告たるよしもあるなれば、縁竭(つき)ずは娶りもせん。目今は承引がたし。」(第六十九回)と、OKなんだか婉曲に断ってるんだか曖昧である。

 〈縁がつきなければ〉なんていう言い回しは、先の浜路くどきのときと一緒であり、成り行きまかせの誠意のない態度といわざるを得まい。しかし一介の村長ならぬ一国の領主からその娘である浜路〈姫〉を娶るよう言われたときは最初は遠慮しつつも結局婚姻を承知する。このへん〈大塚の浜路が煉馬の重臣犬山家の娘とわかったとたんに彼女の死を惜しみはじめた〉(『八犬伝綺想』)のと同根のような気がする。

 しかもくじ引きが終わった翌日になって「恐ながら姫上も、亦他(かれ)と同名にて、且甲斐峯の奇事あり。」(「奇事」というからには浜路の霊が浜路姫に憑いて二人は結ばれる運命うんぬんと語ったことを言っているのだろう)などと言い出す。そういうことはくじ引き前に話して〈浜路姫以外とは結婚できない〉と意思表示すべきではないのか(これは大角にも言える)。この調子では浜路姫以外の姫に当たっていたなら沈黙したままその姫と結婚していたかもしれん。

 同時に上記の曖昧な言い回しには責任ある行動をとることをためらう、〈十九歳まで村雨丸献上の旅に出ようとしなかった信乃のモラトリアム的気質〉(これまた『八犬伝綺想』)がうかがえる。上記の浜路姫との正式婚約がラストも間近い第百八十回下なのだから、彼は最後まで成長しなかったわけだ・・・。
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この記事を作成する時に参考にしたサイト 注:2025年3月時点
・Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/メインページ
    里見八犬伝と派生した作品の紹介
・マンガペディア https://mangapedia.com
    まんがの作品紹介
・伏姫屋敷 http://fusehime.la.coocan.jp
(保護されていない通信が表示されています) 
[追記:2025年10月に https://fusehime.la.coocan.jp へ移転しました。
 (「この接続は保護されています」が表示されています)]

    管理人「ゆーか」さん   
    里見八犬伝のあらすじと解釈 
    八犬伝から派生した作品の紹介(文章) 
・新八犬伝をもう一度見ようよ!http://shin-hakkenden.fan.coocan.jp
(保護されていない通信が表示されています)
[追記:2025年12月に https://shin-hakkenden.fan.coocan.jp/  
    へ移転しました。
   (「この接続は保護されています」が表示されています)]

    管理人「Carina」さん   
    人形劇の登場人物の紹介と放送内容の紹介(文章と写真)
・里見八犬伝をアレンジされた作品の公式ホームページと公式SNS
・複数の小説投稿サイト
・演劇・パフォーマンスの公式サイトと公式ブログと公式SNS
(文章と写真)
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引用や転載をしてくださってもいいですが、

この記事の参考URLは必ず表示していただきますよう、お願いいたします。
この記事の参考URLを必ず表示してくださいましたら、
編集していただいても構いません。

ただし、ネットのみで調べたのみなので、
あまり参考用や資料用にはあてにはしないでください。
無理をして、
登場するキャラクターの設定や、物語・シナリオの展開に
活用していただかなくてかまいません。
(私としては設定や展開は原作準拠やれっきとした根拠のある解釈を
基づいて創作してくれたほうがうれしいですが…)

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