小泉進次郎防衛相、長射程ミサイル巡る一部報道を「切り取り」と批判

衆院予算委員会で答弁する小泉進次郎防衛相=1月9日、国会内(春名中撮影)
衆院予算委員会で答弁する小泉進次郎防衛相=1月9日、国会内(春名中撮影)

小泉進次郎防衛相は13日、長射程ミサイルの国内配備を巡り、防衛省制服組トップの記者会見での発言を批判的に紹介した一部報道に対し、「切り取られた部分だけでなく、全体を見てほしい」と自身のX(旧ツイッター)に投稿した。

防衛省制服組トップの内倉浩昭統合幕僚長は同日の記者会見で、長射程ミサイルの発射拠点が狙われるリスクがあり、地元で不安の声が上がっていることについて問われ、「ご指摘のようなことよりも、(敵の射程外から攻撃する)スタンド・オフ能力により、抑止力、対処力を高める効果の方が大だ」と述べた。

内倉氏は、発射拠点が狙われるリスクより、抑止力を高める効果の方が大きいという趣旨で答えたとみられるが、一部報道では、「住民不安より効果が大だ」などと地元の不安より抑止力の方が大事と答えたかのように紹介した。

防衛省は同日中に、内倉氏が発言した「ご指摘のようなこと」が示すのは、ミサイル発射拠点が狙われることで地元の不安ではないとSNSの公式アカウントで説明。小泉氏は、これを引用する形で、「全体のやり取りを見れば全く問題ないことがわかる」と一部報道にくぎをさした。

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