嵐 ラストツアー 札幌で開幕 見届けたファン「最高の一言」「素晴らしいパフォーマンス」
5月末で活動を終了する嵐のラストツアーが13日、札幌市の大和ハウスプレミストドームで開幕した。国民的アイドルのビッグイベント開催に会場周辺を始め、観光名所や公共交通機関など大フィーバーとなった。5月31日まで5大ドームで全15公演を行う。 (竹内 敦子) 【写真】羊ヶ丘展望台で大野が食べたラベンダーミックスソフト 気温3度と冷え込む中でも、ドーム周辺は熱気に包まれた。終演後、プラチナチケットを勝ち取り、ライブを見届けたファンが続々と会場を後にする。兵庫県から来た60代と50代の女性2人組は「最高です。見られただけで価値がありました!来てよかった」と感無量の面持ちを浮かべた。 札幌市の50代母と10代娘は親子で参戦。娘は「やっぱり“嵐”だな、と。最初から周りも泣いていました。めっちゃ盛り上がりました」と話し、6度目参戦の母は「何歳になっても“嵐”だし、やっぱり5人がいい。最高の一言」と夢のひとときを振り返った。 神戸市から参戦した20代男性は「これが最後のツアーになるけれど、まだまだいける。素晴らしいパフォーマンスだった」と圧倒された様子だった。 嵐が有観客ライブを開催するのは、19年以来7年ぶり。午前中から多くのファンが詰めかけた。 開場後の午後4時過ぎにはドーム入場経路の階段や歩道橋が人で埋め尽くされ、動かなくなる時間があるなど混雑した。ドーム手前にある公衆トイレなども長蛇の列。 最寄りの地下鉄福住駅から会場までの道中にあるラーメン店「山岡家」、マクドナルド、ガストも入店待ちの列ができていた。 《“聖地”羊ケ丘展望台にも多くのファン》会場を見下ろす絶景ポイントである札幌市郊外のさっぽろ羊ケ丘展望台に大勢の嵐ファンの姿があった。かつて嵐5人で訪問した“聖地”。クラーク像、そして5色のバンダナが巻かれた雪だるまと一緒に写真撮影できるスポットには、常時30人以上の列ができた。 展望台の一角では17年7月17日に主演映画「忍びの国」プロモーションで訪れた大野智(45)が食べたラベンダーソフト(税込み450円)が発売された。夏季限定商品だが18日まで期間限定で販売され、こちらも買い求める列が途切れなかった。休憩所内では大野が座った場所がフォトスポット「忍びの席」とされている。熊本県から来た10代の大野ファンは「さっぱりしておいしかった」と笑顔を見せた。 《赤れんが庁舎 メンカラ装飾》北海道有数の観光スポット、道庁赤れんが庁舎には12~16日の5日間、メンバーカラーの5色のリボンやバルーンが飾られる。指定管理者の北海道赤れんが未来機構によると、庁舎は昨年7月にリニューアルオープンしたが知らない人も多く、北海道で一番の観光施設にファンらを迎える意味が込められているという。埼玉から来た櫻井ファンの20代女性は「Xで知って来た」と話すなど多くのファンが立ち寄った。 《北海道の各局全力“生中継”》北海道のローカル各局が嵐ファンで活気づく道内各地の様子を伝えた。札幌テレビでは「どさんこワイド」などで複数回にわたり、生中継を実施。観光名所や空港などの交通機関、ドーム前の様子などを伝えた。ドーム上空ではヘリコプターが旋回していた。 《交通機関も“アラシフト”》交通機関も“嵐シフト”で対応した。JRは13日からあす15日にかけて札幌―旭川間で臨時特急電車2本を増便。航空会社もANAやスカイマーク、ピーチが新千歳空港発着便を増便した。新千歳空港からプレミストドームに直行する空港連絡バスも運行。洞爺湖温泉観光協会はドーム徒歩15分の地点から洞爺湖温泉へ直行する深夜バスを運行している。