東京大学は10日、2026年度入試結果と2次試験前期日程の合格者2990人をウェブサイトで発表した。前期日程合格者に占める女子の割合は25年度の20・0%(合格者2997人中598人)から0・3ポイント増の20・3%(606人)と2年連続で20%を超え、過去最高だった23年度(21・8%)以来の高水準になった。
オンラインで会見した藤垣裕子副学長は「昨年と比べ若干上昇しているが、過去5年間、上がったり下がったりしている。ほぼ例年並みの数値だ。上昇したことは喜ばしいが、結果に一喜一憂せず、引き続き女子学生を増やす取り組みを意識したい」と述べた。
また、多様な学生を確保するには「女子と地方出身者の増加が重要」と指摘。学生の多様化に向けた入試の見直しについて学内で議論を進めており「具体的になった段階でご披露する」とした。
学校推薦型選抜や、海外の高校を卒業した帰国者らが対象となる特別入試を合わせた全合格者(3124人)に占める女子の割合も上昇し、25年度から0・1ポイント増の21・4%(668人)となった。
一方、前期日程の志願者に占める女子は23・0%(8329人中1913人)で、25年度の23・3%(8421人中1963人)から0.3ポイント減少した。