2029年度開学予定の佐賀県立大で学長に就任予定の山口和範氏(立教大教授)は12日、県立大の入試制度について、筆記試験のある一般枠は定員の1~3割とする方向で検討していることを明らかにした。7~9割は学校推薦型、総合型で選抜する。全ての試験区分で面接を実施する。県議会の特別委員会に参考人として出席し、検討状況を説明した。
県立大は、学ぶ意欲や多様な人々・組織と協働する意欲を重視し、熱量のある学生を確保する方針。山口氏は、200~300人の募集定員に対し、学校推薦型は4~5割、総合型は3~4割、筆記試験のある一般は1~3割の割合で実施する考えを示した。
佐賀県立大について議論した県議会特別委員会で参考人として意見を述べる学長予定者の山口和範氏=県議会
2029年度開学予定の佐賀県立大で学長に就任予定の山口和範氏(立教大教授)は12日、県立大の入試制度について、筆記試験のある一般枠は定員の1~3割とする方向で検討していることを明らかにした。7~9割は学校推薦型、総合型で選抜する。全ての試験区分で面接を実施する。県議会の特別委員会に参考人として出席し、検討状況を説明した。
県立大は、学ぶ意欲や多様な人々・組織と協働する意欲を重視し、熱量のある学生を確保する方針。山口氏は、200~300人の募集定員に対し、学校推薦型は4~5割、総合型は3~4割、筆記試験のある一般は1~3割の割合で実施する考えを示した。
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学校推薦型は、県内は各校2人まで出願可。商業系は3人まで認める。総合型は調査書を提出、一般入試は学科試験を実施する。
一般入試枠の割合が少ないことに対し、一部の議員から学力や入試の公平性の観点から懸念する意見が出た。山口氏は、全国的な傾向にも触れながら「学生の多様性を担保するため、一般入試を半数以上にするのはいい方向ではない」との見解を示した上で、「(一般枠が)少なすぎるという指摘は真(しん)摯(し)に受け止め、専門家チームで議論する」と語った。
4月と10月に実施する教員公募では、30人程度を確保する。テーマや専門別の採用イメージは経営分野が15人、リベラルアーツ(一般教養)3人、実践科目3人、データサイエンス・情報3人、実務家教員4人とした。
記者団の取材に応じた山口氏は「(一般入試枠が)1割より減ることはないが、3割を超えることは多分ないと思う」と述べた。(山口貴由)