こんにちは。
Creative Writing Space(CWS)と申します。
あたらしい文芸投稿サイトを立ち上げて、1年少々になります。
名興文庫との提携解消について、先日Xにてご報告したところ、予想を超える反響があり驚いているところです。
いくつか質問なども寄せられております。
あらためて申し上げますと、CWSはジャンルを問わない硬派な文芸投稿サイトです。
詩歌・小説・評論・戯曲など、さまざまな分野や方向性の書き手が交流できることに訴求点があると思っています。
特定の党派的活動に与するものではありません。
名興文庫との提携を理由にご参加くださっていた方が今回の発表を契機に参加を見直されることを引き止めるつもりはありません。逆に、同様の理由で参加を躊躇っていた方がいらっしゃれば、ぜひこの機会にフラットな目線で見直していただければとも思います。去るもの追わず、来るもの拒まずです。
立ち上がったばかりの我々と提携コンクールを開催してくださった名興文庫には感謝しています。
ただ、寄せられた質問なども踏まえ、提携解消の直接のきっかけをもう少し詳細に語りますと、名輿文庫から依頼されて実施した、CWSからのコンクールへの推薦選考において、CWSが推薦した10作品弱の中に特定の作者の作品が2作含まれていたことを理由に、名興文庫から選考の公正さについて繰り返し疑義を呈されました。CWSは作品本位で選んでおり、作者の重複は気にしていない旨を明確にお伝えしましたが、納得されず質問が続きました。
当該作者が名興文庫との関係においてセンシティブな状態にあることも伝えられましたが、選考を依頼された以上、選考の独立性は尊重されるべきであること、また名輿文庫からの物言いによって推薦作を変更する方がフェアネスに欠ける旨をお伝えしました。それでも質問が継続したため、延々と質問を続けるのはおやめいただきたい旨を伝えたところ、「これ以上のやりとりが難しいなら関係を続けることは困難」という形で一方的に提携解消を通告された次第です。
このような結果になったことは残念ですが、今回、距離を置くスタンスを示すことができてほっとしているのも正直なところです。ご支援への感謝は変わりません。ただ、提携後に延々と苛烈な揉め事が続いていらっしゃることを知りましたが、揉め方に対する姿勢には共感できませんでした。名興文庫の敵・味方の図式に否応なく取り込まれていく状況は、多様な書き手が集う場を醸成していきたい我々の方向性に適うものではありません。
また、コンクール参加者のメールアドレスについては、書籍出版にかかる事務手続きにのみ使用するという約束のもとで共有したにもかかわらず、妨害者の疑いがあるとしてブログ上で公表されたことは、強く遺憾に思います。使われていない可能性が高い捨てアドレスとのことですが、たとえ捨てアドレスだとしても、同意を得ずにメールアドレスを公表する行為は個人情報保護法における目的外利用であり、個人と何らかのかたちで紐付けが可能である可能性を考慮すると、法に違反する懸念があり、我々および参加者との事前の約束を反故にするものでもあります。
妨害者と認定してしまえば、一方的に約束や法律を反故にする姿勢は、広く信頼を損なうものです。我々としては慎重な情報管理を繰り返しお願いしてきましたが、聞き入れられず残念です。
参加してくださった方々、不安に感じておられる方々には改めて謝罪をさせてください。
CWSは、珍妙な名物キャラクターを推したり、ミームコインを作ったり、運営メンバーはなかなか癖が強く、また脇が甘いのも否めません。
ただその一方で、サイト内が無用に荒れないよう気を配っており、健全な言論空間を大切にしています。酷評や罵倒、喧嘩が苦手な方でも安心して楽しんでいただけるよう、安全面の措置も講じています。作品表現は奔放に自由にやりつつ、ぶっ飛んだ表現も奨励しつつ、しかし参加者を守る姿勢を重んじているつもりです。
誰かと仲がいいから、あるいは仲がよくないからといった理由ではなく、ジャンル横断でありながら純文学的な硬派な場を作ろうとしている方向性、複数の芥川賞候補者を輩出した出版社からの作品集出版につながる仕組み、本年入り後投稿数・登録数ともに急増している状況など、CWSというサイトそのものに関心を持っていただき、ご参加くださる方が増えることを願っています。
改めて、今回の提携および提携解消によって残念な思いをさせてしまった投稿者の皆様に謝罪申し上げます。文芸関連には一定の揉め事がつきものと高をくくり、十分な調査をしないまま名輿文庫との提携を進めてしまったことは、我々も非難されてしかるべきことだったと思っています。
今回の経験を踏まえ、よりよいサイトにしていけるよう努めてまいります。
何卒、今後ともよろしくお願いいたします。